Interstage Application Server 移行ガイド
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第1章 旧バージョン・レベルからの変更> 1.5 メッセージ内容の変更について

1.5.3 メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ

 Interstage Application Server V7.0では、従来イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力していたメッセージが、以下に示す条件の場合には出力されなくなります。


 SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがV7にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。

 以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下の設定を行ってください。

項目

設定内容

定義ファイル格納ディレクトリ


C:\Interstage\EJB\etc\FJEJBconfig.properties


/opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

指定するキー

“UserExSyslog”

指定する値

“0”を指定します。

 なお、以前のバージョンレベルで出力されていた以下のメッセージについては、イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力されません。

 以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下の設定を行ってください。

項目

設定内容

定義ファイル格納ディレクトリ


C:\Interstage\J2EE\etc\isj2ee.properties


/opt/FJSVj2ee/etc/isj2ee.properties

定義ファイル名

syslog_output_mode

指定するキー

“V6”

指定する値

“V6”を指定します。

 V6.0までプロセス多重エラーで出力していたメッセージ(IJServer21421)を新規メッセージに変更しました。変更後のメッセージ内容については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ”を参照してください。

V6.0以前のメッセージ番号

V7.0のメッセージ番号

IJServer21421

IJServer21455


 SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがV7にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。

 以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下のオプションを指定して、EJBアプリケーションを運用してください。

項目

設定内容

定義ファイル格納ディレクトリ


/opt/FJSVejb/etc/FJEJBconfig.properties

指定するキー

“MsgNoCompatible”(固定)

指定する値

“V6”を指定します。


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