Interstage Application Server 移行ガイド |
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第1章 旧バージョン・レベルからの変更 | > 1.5 メッセージ内容の変更について |
Interstage Application Server V7.0では、従来イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力していたメッセージが、以下に示す条件の場合には出力されなくなります。
EJBアプリケーションがEntity Beanで、createメソッドでアプリケーション例外が発生した場合
「IJServer21216:エラー:createメソッドでエラーが発生しました」が出力されます。
EJBアプリケーションがEntity Beanで、removeメソッドでアプリケーション例外が発生した場合
「IJServer21235:エラー:ejbRemoveメソッドで例外が発生しました」が出力されます。
SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがV7にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下の設定を行ってください。
項目 |
設定内容 |
---|---|
定義ファイル格納ディレクトリ |
|
指定するキー |
“UserExSyslog” |
指定する値 |
“0”を指定します。 |
なお、以前のバージョンレベルで出力されていた以下のメッセージについては、イベントログファイル、またはシステムログファイルに出力されません。
以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下の設定を行ってください。
項目 |
設定内容 |
---|---|
定義ファイル格納ディレクトリ |
|
定義ファイル名 |
syslog_output_mode |
指定するキー |
“V6” |
指定する値 |
“V6”を指定します。 |
V6.0までプロセス多重エラーで出力していたメッセージ(IJServer21421)を新規メッセージに変更しました。変更後のメッセージ内容については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ”を参照してください。
V6.0以前のメッセージ番号 |
V7.0のメッセージ番号 |
IJServer21421 |
IJServer21455 |
SystemWalker製品を使用してログメッセージの監視を行っていたユーザがV7にバージョンアップした時に問題となる可能性があります。
以前のバージョンレベルのとおりイベントログファイル、またはシステムログファイルにメッセージを出力したい場合は以下のオプションを指定して、EJBアプリケーションを運用してください。
項目 |
設定内容 |
---|---|
定義ファイル格納ディレクトリ |
|
指定するキー |
“MsgNoCompatible”(固定) |
指定する値 |
“V6”を指定します。 |
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