Interstage Application Server トラブルシューティング集
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付録A V5.1以前のServletサービス運用時の異常

A.4 Java実行環境に関するトラブル発生時の補足事項

 Java実行環境運用時の異常については、“Java実行環境運用時の異常”で説明しています。ここでは、V5.1以前のServletサービスを利用する場合の補足事項を説明します。

■“OutOfMemoryError発生時の対処”の補足事項

■“スレッドダンプの見方”の補足事項

 V5.1以前のServletサービスを使用している場合について、スタックトレースが出力されるタイミングを下表に示します。

アプリケーション

出力方法

出力場所

Servlet/JSPアプリケーション

アプリケーションでcatchした例外クラス(java.lang.Throwableクラスのサブクラス)に対してprintStackTraceメソッドを実行

サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのLoggerタグで指定した以下のログファイル

  • コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ

 V5.1以前のServletサービスを使用している場合について、スレッドダンプの出力方法と出力場所を下表に示します。

アプリケーション

出力方法

出力場所

Servlet/JSPアプリケーション


kill -QUIT [プロセスID]でJava VMに対してQUITシグナルを送ったとき採取。
注)full thread dump自動採取機能については“サーブレット・コンテナのfull thread dumpが出力された場合の対処”を参照してください。


サーブレット・コンテナの起動ログ
/var/opt/FJSVjs2/log/[containernaem].log
コンテナの標準出力、標準エラー出力のログ

■“FJVMログの見方”の補足事項

 ログの出力先は、以下のように、ブレット・コンテナの実行ディレクトリとなります。
 JServlet環境定義ファイルの“[containername].execdir”で指定しますが、指定がない場合以下となります。

C:\Interstage\F3FMjs2
/opt/FJSVjs2

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