Interstage Application Server トラブルシューティング集
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18.5 SSL通信使用時の異常
SSL通信使用時に異常が発生した場合の対処方法について説明します。
SSL通信使用時にirep66000番台のメッセージが表示される、またはシステムログに記録される
次の手順で対処してください。
- “メッセージ集”の“irep66000番台のメッセージ”を参照し、該当するメッセージ番号の[ユーザの対処]に記述された方法で対応してください。
- C API、またはJNDIを使用するユーザアプリケーションが動作している場合は、停止してください。
- LDAPクライアント(ldapmodify、ldapsearch、ldapdelete、ユーザアプリケーション)がリポジトリにアクセスする場合は、アクセスするリポジトリを停止してください。
- メッセージにリポジトリ名が表示されている場合は、メッセージに表示されたリポジトリを停止してください。
- 手順3.、および手順4.で停止したリポジトリがレプリケーション運用のスレーブの場合は、レプリケーション運用のマスタのリポジトリ、およびマスタのリポジトリに設定されているすべてのスレーブのリポジトリを停止してください。
- 手順3.、および手順4.で停止したリポジトリがレプリケーション運用のマスタの場合は、マスタのリポジトリに設定されているすべてのスレーブのリポジトリを停止してください。
- 停止したリポジトリを起動してください。
- ユーザアプリケーションを使用していた場合は、起動してください。
- 再度処理を実施してください。
- 上記の対処をしても改善されない場合は、再度、手順1.から手順6.を実施してから、停止したリポジトリが使用しているInterstage証明書環境があるマシンで、Interstage管理コンソールを停止してください。Interstage管理コンソールを再起動して、手順7.から手順8.までを実施し、再度処理を実施してください。
- 上記の対処を行っても改善されない場合は、以下の手順に従って対処してください。
- 再度、手順1.から手順6.までの手順を実施してください。
- 停止したリポジトリが使用しているInterstage証明書環境、およびLDAPクライアントが使用している証明書/鍵管理環境を使用しているプログラムを停止してください。
- 停止したリポジトリが使用しているInterstage証明書環境があるマシンで、Interstage管理コンソールを停止してください。
- 停止したリポジトリが使用しているInterstage証明書環境、およびLDAPクライアントが使用している証明書/鍵管理環境を削除し、再構築してください。
- 再構築したInterstage証明書環境、および証明書/鍵管理環境があるマシンで、Interstage管理コンソールを再起動してください。
- 再構築したInterstage証明書環境、および証明書/鍵管理環境を使用しているプログラムを再起動してください。
- 再度、手順7.から手順8.までを実施してください。
- 再度処理を実施してください。
- 上記の対処をしても改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
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