Interstage Application Server トラブルシューティング集
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6.5 管理サーバに異常が発生した場合
本項では管理サーバに異常が発生した場合の対処方法について説明します。
■ 管理サーバダウン時の管理対象サーバの運用
サーバ故障等の理由により管理サーバが使用できない場合、以下の対処を行ってください。
- Interstage管理コンソールによる管理対象サーバの直接操作
Interstage管理コンソールで管理対象サーバに直接ログインし、個々のサーバを個別に操作します。この場合、Interstageやアプリケーションの起動などの運用操作のみ可能です。アプリケーションの定義変更や配備操作はできません。アプリケーションの定義変更や配備操作は、管理サーバを復旧させた後に行なってください。
- 管理サーバの他サーバへの切り替え
問題が発生した管理サーバを復旧させることができない場合は、管理サーバ環境を他サーバへ移行することで管理サーバ機能を復旧します。詳細は“Interstage Application Server 運用ガイド”の“管理サーバのバックアップ/リストア”を参照してください。
- 管理対象サーバをサイトから削除してスタンドアロンサーバとして運用する
スタンドアロンサーバとして運用したい管理対象サーバ上で、isleavesite コマンドを実行し、スタンドアロンサーバとします。
■ 管理サーバのSmart Repositoryが故障した場合
管理サーバのユーザリポジトリとして使用しているSmart Repositoryが故障した場合、管理サーバ上でisresetuserrepを実行して、ログイン認証方法を一時的にOS認証に切り換えて運用してください。
Smart Repositoryを復旧させた後、ログイン認証方法をSmart Repositoryによる認証に戻すには、Interstage管理コンソールの
[Interstage管理コンソール] > [統合管理] > [Interstage Application Server] から[セキュリティ] > [運用セキュリティ]
で行なってください。
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