Interstage Application Server メッセージ集
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第3部 メッセージラベルのないメッセージ> 第33章 コンポーネントトランザクションサービスから通知される例外情報

33.1 コンポーネントトランザクションサービスの例外情報

 コンポーネントトランザクションサービスの例外情報を以下に記述します。
 例外発生時にはエラーログも出力されます。必要に応じて“共通のエラーログ”を参照してください。

システム例外

意味

発生箇所・原因と対処方法

NO_MEMORY

動的メモリの獲得に失敗しました。

動的メモリの割り当てに失敗しました(エラーログ:1005)。


ページファイルの使用量を確認し、使用率が高ければ、ページファイルまたは実メモリを増やしてください。


スワップの使用量を確認し、使用率が高ければ、スワップまたは実メモリを増やしてください。

INV_OBJREF

要求されたオブジェクトは、起動されているワークユニット中にありません。

指定オブジェクトに対応したワークユニットが起動されていないか、またはオブジェクト名に誤りがあります(エラーログ:1006)。

ワークユニットが起動されていない場合、ワークユニットを起動してください。
ワークユニットが起動されている場合、オブジェクト名に誤りがないかを確認してください。

INTERNAL

クライアントが設定したトランザクションコンテキストが獲得できません。

クライアントが設定したトランザクションコンテキストが獲得できません(エラーログ:2001)。

クライアントがトランザクションコンテキストを正しく設定しているかを確認してください。

BAD_PARAM

クライアントから不当なパラメタが渡されました。

1)不当なNULLパラメタを検出しました(エラーログ:1009)。

2)インタフェース情報チェック機能によって、インタフェースリポジトリに登録されているインタフェース情報とクライアント側スタブのインタフェース情報が不一致であることを検出しました(エラーログ:1010)。

クライアントアプリケーションが誤っているか、インタフェースリポジトリとクライアントアプリケーションのスタブが不一致の可能性があります。
再度IDLコンパイルをして、クライアントアプリケーションを再作成してください。

その他

CORBAサービスのエラー

CORBAサービスのエラーが発生しました(エラーログ:1007)。

CORBAサービスの例外情報”を参照してください。


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