Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第23章 メッセージ番号がtdで始まるメッセージ> 23.3 td13000番台のメッセージ

23.3.4 td13004

TD: ERROR: td13004:OTS system or resource management program was not available(%s1-%s2-%s3-%d1-%d2)

TD:エラー:td13004: OTSシステムまたはリソース管理プログラムが利用可能な状態ではありません(%s1-%s2-%s3-%d1-%d2)

[可変情報]
 %s1:XA処理状態
 %s2:エラー情報1
 %s3:エラー情報2
 %d1:エラー情報3
 %d2:エラー情報4

[意味]
 OTSシステムまたはリソース管理プログラムが起動されていません。あるいは、利用できない状態です。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 OTSシステムまたはリソース管理プログラムが起動されていない場合は、Interstageを起動し、ワークユニット定義で指定したリソース定義名に対応するリソース管理プログラムを起動した後、再度処理を行ってください。
 OTSシステムとリソース管理プログラムが起動されている場合は、CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)のperiod_receive_timeoutの設定値がデータベース連携サービスの環境定義ファイル(configファイル)のTRAN_TIME_OUTの設定値より小さい可能性があります。該当する場合は、TRAN_TIME_OUTより大きい値を設定してください。その後、Interstageを再起動し、ワークユニット定義で指定したリソース定義名に対応するリソース管理プログラムを再起動した後、再度処理を行ってください。
 また、可変情報域に"begin-Current_begin:IDL:CORBA/StExcep/COMM_FAILURE"を含むメッセージが出力されている場合は、クライアントからの要求処理に問題がある可能性もあるため、クライアントの動作環境を見直してください。クライアントがJava言語の場合は、環境変数CLASSPATHなども見直してください。環境に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 ワークユニット自動起動ファイルに指定したワークユニット名にOTSを利用するワークユニット名が書かれていないか確認してください。
 ワークユニットの自動起動は、グローバルトランザクション連携を行わないワークユニットに対してのみ有効です。

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