Interstage Application Server メッセージ集 |
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第18章 メッセージ番号がodで始まるメッセージ | > 18.13 od10900番台のメッセージ |
OD: ERROR: od10916:Failed to create a thread(err=%s1).
OD: エラー: od10916:スレッドの生成に失敗しました(err=%s1)。
[可変情報]
%s1:エラー情報
[意味]
スレッド生成関数の呼出しでエラーが発生しています。資源不足が原因です。
[システムの処理]
CORBAサービス、CORBAアプリケーションの起動時に出力された場合は、処理を中止します。起動中に出力された場合は、処理を継続します。
[ユーザの対処]
不要なアプリケーションを終了して空き資源を増やしてください。
また、メモリ不足の原因として、一つのプロセスで使用可能なメモリを超過した可能性があります。
プロセスで使用可能なメモリ領域は、ヒープ領域も含みます。そのため、プロセスが使用するヒープ領域のサイズが大きい場合は、スレッドを生成するためのメモリが不足することがあります。コマンドラインでJavaアプリケーションを指定する場合は、ヒープサイズに大きな値を設定していないかを確認してください。
[意味]
スレッド生成関数(thr_create)の呼出しでエラーが発生しています。以下の原因が考えられます。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNod/lib/ntを指定せずに、プロセスモード用のアプリケーションを起動しようとしました。
資源不足によりスレッドの生成に失敗しました。
[システムの処理]
CORBAサービス、CORBAアプリケーションの起動時に出力された場合は、処理を中止します。起動中に出力された場合は、処理を継続します。
[ユーザの対処]
LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNod/lib/ntが指定されているかを確認してください。LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNod/lib/ntが指定されていない場合は、LD_LIBRARY_PATHに/opt/FSUNod/lib/ntを指定してください。
メモリ不足の場合、不要なアプリケーションを終了し空き資源を増やしてください。
また、メモリ不足の原因として、一つのプロセスで使用可能なメモリを超過した可能性があります。
プロセスで使用可能なメモリ領域は、ヒープ領域も含みます。そのため、プロセスが使用するヒープ領域のサイズが大きい場合は、スレッドを生成するためのメモリが不足することがあります。コマンドラインでJavaアプリケーションを指定する場合は、ヒープサイズに大きな値を設定していないかを確認してください。
[意味]
スレッド生成関数(pthread_create)の呼出しでエラーが発生しています。以下の原因が考えられます。
プロセスモード用のアプリケーションを起動しようとした場合:
スレッドモード用のアプリケーションを起動しようとした場合:
Interstageの起動に失敗した場合:
[システムの処理]
CORBAサービス、CORBAアプリケーションの起動時に出力された場合は、処理を中止します。起動中に出力された場合は、処理を継続します。
[ユーザの対処]
以下の発生条件に応じて対処を行ってください。
プロセスモード用のアプリケーションの場合:
スレッドモード用のアプリケーションの場合:
Interstageの起動に失敗した場合:
上記に当てはまらない場合は、失敗の原因としてメモリ不足が考えられます。搭載されているメモリ量と使用メモリ量を確認し、不足している場合は搭載メモリの増設や使用メモリの削減などを行ってください。
また、一つのプロセスで使用可能なメモリを超過した可能性があります。
プロセスが使用するスタック領域のメモリは、“スレッド数×スタックサイズ”で計算されるため、スタックサイズを設定することによってスタックに使用されるメモリの削減が可能です。詳細については、“チューニングガイド”の“アプリケーションで使用するスレッド数・プロセス数”を参照してください。CORBAサーバアプリケーションまたはEJBアプリケーションで本メッセージが出力された場合は、スレッド多重度を減らし、プロセス多重度を増やしてください。
プロセスで使用可能なメモリ領域は、ヒープ領域も含みます。そのため、プロセスが使用するヒープ領域のサイズが大きい場合は、スレッドを生成するためのメモリが不足することがあります。コマンドラインでJavaアプリケーションを指定する場合は、ヒープサイズに大きな値を設定していないかを確認してください。
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