Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ> 14.24 is40000番台のメッセージ

14.24.13 is40017

IS: ERROR: is40017: Out of memory

IS: エラー: is40017: メモリ不足が発生しました

[意味]
 メモリ不足が発生しました。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 しばらくしてから再度処理を実行してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
 Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
 再見積りの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。
 システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
 また、Interstage Application Server V6で作成されたIJServerのワークユニットに対する配備操作で本エラーが発生した場合は、以下の対処を行なってください。

次のファイルをエディタで開きます。

C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml

Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報を変更します。
isjmx.xmlファイルに記述されている“server"タグのoptions属性への指定値によりJava VMのメモリ量を以下のように変更し、ファイルを保存します。
options属性の"-Xmx"で指定されているサイズを設定値に配備ファイルのサイズを8倍した値を加えた値に変更する。
例)配備ファイルが100Mの場合は、"-Xmx256m"を"-Xmx1056m"へ変更する。

次のファイルをエディタで開きます。

C:\Interstage\FJSVjs2su\conf\jswatch.conf

Interstage管理コンソール用のInterstage JServletサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報を変更します。
jswatch.confファイルに記述されているJava VM起動コマンドのパラメタへの指定値によりJava VMのメモリ量を以下のように変更し、ファイルを保存します。
"opmanager.bin.parameters"の"-Xmx"で指定されているサイズを設定値に配備ファイルのサイズを8倍した値を加えた値に変更する。
例)配備ファイルが100Mの場合は、"-Xmx256m"を"-Xmx1056m"へ変更する。

Interstage JServlet(OperationManagement)およびInterstage Operation Toolサービスを再起動してください。


 上記サービスの再起動時にIJServerが起動している場合、そのIJServerのモニタ参照およびHotDeploy機能の使用はできません。上記操作と共にIJServerの再起動を行ってください。
 詳細は“トラブルシューティング集”の“Interstage管理コンソールの統計情報の異常”を参照してください。

次のファイルをエディタで開きます。

/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml

Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報を変更します。
isjmx.xmlファイルに記述されている“server"タグのoptions属性への指定値によりJava VMのメモリ量を以下のように変更し、ファイルを保存します。
options属性の"-Xmx"で指定されているサイズを設定値に配備ファイルのサイズを8倍した値を加えた値に変更する。
例)配備ファイルが100Mの場合は、"-Xmx256m"を"-Xmx1056m"へ変更する。


isjmxstopコマンドおよびisjmxstartコマンドを使用し、Interstage JMXサービスを再起動してください。


 上記サービスの再起動時にIJServerが起動している場合、そのIJServerのモニタ参照およびHotDeploy機能の使用はできません。上記操作と共にIJServerの再起動を行ってください。
 詳細は“トラブルシューティング集”の“Interstage管理コンソールの統計情報の異常”を参照してください。

次のファイルをエディタで開きます。

/etc/opt/FJSVjs2su/conf/jswatch.conf

Interstage管理コンソール用のInterstage JServletサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報を変更します。
jswatch.confファイルに記述されているJava VM起動コマンドのパラメタへの指定値によりJava VMのメモリ量を以下のように変更し、ファイルを保存します。
"opmanager.bin.parameters"の"-Xmx"で指定されているサイズを設定値に配備ファイルのサイズを8倍した値を加えた値に変更する。
例)配備ファイルが100Mの場合は、"-Xmx256m"を"-Xmx1056m"へ変更する。

/opt/FJSVjs2su/bin/jssvstopコマンドおよび/opt/FJSVjs2su/bin/jssvstartコマンドを使用し、Interstage JServletサービスを再起動してください。


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