Interstage Application Server メッセージ集 |
目次 |
第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ | > 14.15 is30300番台のメッセージ |
Command name: ERROR: is30369:INTERSTAGE initializing failure SERVICE=%s
コマンド名: エラー: is30369:INTERSTAGEの初期化に失敗しました SERVICE=%s
[可変情報]
%s:サービス名
[意味]
Interstageの初期化に失敗しました。
[システムの処理]
処理を中止します。
[ユーザの対処]
Interstage統合コマンドを実行した際に本メッセージが出力された場合には、以下の情報をもとに対処方法を確認します。
・コマンドの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
・コマンドの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
また、Interstage管理コンソールによるシステムの環境設定時に本メッセージが出力された場合には、以下の情報をもとに対処方法を確認します。
・Interstage管理コンソールの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
・ログファイル(/var/opt/FSUNtd/log/isinit_resultlog.txt)
・Interstage管理コンソールの出力メッセージ
・システムログに出力されているメッセージ
・ログファイル([Interstageインストールフォルダ]\td\log\isinit_resultlog.txt)
ログファイルには、複数回の操作情報がロギングされます。
1回の操作に対するログ情報は、“------ logging start ------”の文字列の行で始まります。本文字列の後ろに操作の実行日時が出力されますので、この情報から、操作に対応するログ情報を特定してください。
上記の情報より、初期化に失敗したサービスに対して、以下のいずれかの対処を行ってください。
1)初期化に失敗したサービスがCORBAサービスの場合
可変情報に“ObjectDirector”と表示された場合は、CORBAサービスの初期化に失敗しています。
Interstage統合コマンドの実行時に本メッセージが出力された場合には、コマンドの出力メッセージを参照します。また、Interstage管理コンソールによるシステムの環境設定を更新した際に出力された場合には、ログファイルを参照します。
本メッセージの出力前に、下表にしめすメッセージが出力されている場合には、そのメッセージに対する対処を実施してください。対処後に現象が再現する場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
下表にしめすメッセージが出力されていない場合には、2)に従って対処してください。
メッセージ |
原因 |
対処方法 |
---|---|---|
Error : database already create |
データベースがすでに作成されています。 |
Interstage動作環境定義のIR path for DB fileステートメントに指定したディレクトリ名を変更するか、資源のバックアップ後ディレクトリを削除してください。 |
Error:disk no area for Inter |
データベース作成用のディスク領域が不足しています。 |
Interstage動作環境定義のIR path for DB fileステートメントに指定したディレクトリ名を変更するか、ディスクに十分な領域を確保してください。 |
Error: admin_synch |
ディスク領域が不足しています。 |
CORBAサービスをインストールしたディレクトリに十分な領域を確保してください。 |
Error:FJ_ImplementationRep_synch |
ディスク領域が不足しています。 |
CORBAサービスをインストールしたディレクトリに十分な領域を確保してください。 |
Sufficient memory is not |
メモリ不足が発生しました。 |
コマンド実行中にメモリ不足が発生しました。コマンドを再起動してください。 |
Can not execute |
コマンドの起動に失敗しました。 : %1 |
%1コマンドが失敗した理由を取り除いた後、再起動してください。 |
ObjectDirector start |
CORBAサービスの起動に失敗しました。 |
CORBAサービスの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。 |
ObjectDirector stop |
CORBAサービスの終了に失敗しました。 |
CORBAサービスの停止に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。 |
NamingService start |
ネ−ミングサービスの起動に失敗しました。 |
ネーミングサービスの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。 |
LoadBalancingOption start failed |
ロ−ドバランスオプションの起動に失敗しました。 |
ロードバランスオプションの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。 |
InterfaceRepository |
インタフェースリポジトリサービスの起動に失敗しました。 |
インタフェースリポジトリの起動に失敗した原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を行った後、再起動してください。 |
Inter Database already create |
データベース格納ディレクトリにすでにデータベース関連ファイルが存在します。 |
|
Invalid settings in the |
環境設定ファイルの内容に誤りがあります。 : 間違ったユーザ名が設定されました。 |
存在するユーザ名を設定してください。 |
Invalid settings in the |
環境設定ファイルの内容に誤りがあります。 : 間違ったグループ名が設定されました。 |
存在するグループ名を設定してください。 |
|
Interstageシステム内部で矛盾を検出しました。 |
本操作時に出力されたメッセージを控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
|
CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)がオープンできませんでした。 |
CORBAサービスの動作環境ファイル(configファイル)がオープンできない原因を取り除いてください。 |
|
ディスク資源不足が発生しました。 |
Interstageインストールフォルダのディスクの空き容量を増やして、再度コマンドを実行してください。 |
|
Interstageシステム内部で矛盾を検出しました。 |
本操作時に出力されたメッセージを控えて、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
|
CORBAサービスの起動に失敗しました。 |
再度、isinitコマンドを実行してください。 |
2)その他の場合
直前に出力されている各サービスのメッセージ、あるいはシステムログ、ログファイルに出力されている各サービスのメッセージの対処を行った後、再度コマンドを実行してください。
直前に出力されている各サービスのメッセージ、あるいはイベントログ、ログファイルに出力されている各サービスのメッセージの対処を行った後、再度コマンドを実行してください。
目次 |