Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ> 14.6 is20700番台のメッセージ

14.6.25 is20726

IS: ERROR: is20726: Failed to connect to Interstage JMX service Error information=%s

IS: エラー: is20726: Interstage JMXサービスとの接続に失敗しました。 エラー情報=%s

[可変情報]
 %s:エラー情報

[意味]
 以下に記した理由などにより、Interstage JMXサービスとの接続に失敗しました。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 接続先のInterstage JMXサービスの起動状態に、異常があります。エラー情報により、以下の対処を行ってください。

No

エラー情報

原因

対処

1

Connection refused to host: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection timed out: connect

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。
  • isjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。
  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。
  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。 (注2)
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスも変更してください。 (注2)

2

Connection refused to host: 127.0.0.1; nested exception is: java.net.ConnectException: Connection refused: connect
または
Connection refused to host: 127.0.0.1; nested exception is: java.net.ConnectException: 接続を拒否されました

ネットワークが切断された状態でInterstage JMXサービスが起動されている。

起動手順に沿ってInterstage JMXサービスを起動してから、再度処理を実行してください。

3

Exception creating connection to: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.SocketException: Network is unreachable: connect

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。
  • isjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンにマンドを実行した場合に、接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。
  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。
  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。 (注2)
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスも変更してください。 (注2)

4

Exception creating connection to: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.NoRouteToHostException: No route to host: connect

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。
  • isjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。
  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。
  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できる正しいIPアドレスを指定してください。 (注2)
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスも変更してください。 (注2)

5

Exception creating connection to: [IPアドレス]; nested exception is: java.net.SocketTimeoutException: connect timed out

以下のいずれかが原因です。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスが、サーバに登録されている。
  • isjmx.xmlファイル(注1)に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できない誤ったIPアドレスが指定されている。
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスを変更していない。

以下のいずれかの対処を行ってください。

  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをOSの設定から削除してください。
  • Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに、接続できないIPアドレスをネットワークの設定、またはネットワークの接続を行って、接続できるようにしてください。
  • 接続するInterstage JMXサービスのisjmx.xmlファイル(注1)に、 Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できる正しいIPアドレスを指定してください。 (注2)
  • サーバのIPアドレスを変更した場合に、isjmx.xmlファイル(注1)に定義したIPアドレスも変更してください。 (注2)

6

その他

Interstage JMXサービスの処理中にエラーが発生した。

エラー情報に出力されている情報を、“J2EE使用時に出力される例外情報”またはSun Microsystems社のホームページからJavaTM 2 Platform Standard Edition(J2SE)のAPI 仕様を参照して、エラー原因を確認して対処してください。
一時的にネットワーク資源が不足している可能性があります。しばらくしてから、再度処理を行ってください。Interstage JMXサービスを再起動した場合、再度処理を実行してください。

注1) 管理対象サーバのisjmx.xmlファイルは、以下に格納されています。


C:\Interstage\jmx\etc\isjmx.xml

/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml

注2) 以下の手順でisjmx.xmlファイルを修正してください。

1.isjmxchangedefコマンドの引数に、Interstage JMXサービスがインストールされているマシンに接続できるIPアドレスを指定して、コマンドを実行してください。isjmxchangedefコマンドについて詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“Interstage JMXサービス運用コマンド”を参照してください。

isjmxchangedef IPアドレス

/opt/FJSVisjmx/bin/isjmxchangedef IPアドレス
2.以下の手順で、Interstage JMXサービスを再起動してください。

“Interstage Operation Tool”サービスを起動します。

isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、その後、isjmxstartコマンドでInterstage JMXサービスを起動します。

■Interstage JMXサービスの起動手順

 Interstage JMXサービスの起動は、以下の手順で行ってください。

“Interstage Operation Tool”サービスを起動してください。
isjmxstartコマンドを使用し、Interstage JMXサービスを起動してください。


 上記サービスの再起動時にIJServerが起動している場合、そのIJServerのモニタ参照およびHotDeploy機能の使用はできません。上記操作と共にIJServerの再起動を行ってください。
 詳細は“トラブルシューティング集”の“Interstage管理コンソールの統計情報の異常”を参照してください。

 本メッセージが頻繁に出力される場合は、ネットワーク環境に問題が発生している可能性があります。エラー情報を参照して、失敗の原因を取り除いてください。ネットワーク環境に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて、技術員に連絡してください。


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