Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ> 14.6 is20700番台のメッセージ

14.6.4 is20704

IS: ERROR: is20704:Interstage JMX Service unable to start Error information=%s

IS: エラー: is20704:Interstage JMXサービスの起動に失敗しました エラー情報=%s

[可変情報]
 %s:エラー情報

[意味]
 エラー情報の示す理由により、Interstage JMXサービスの起動に失敗しました。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 エラー情報に対応したメッセージ番号のユーザの対処を参照し、対処してください。
 また、起動に失敗した原因を示すメッセージがシステムログに出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合には、そのメッセージに対する対処を行ってください。


エラー情報

原因

対処

101

メモリ不足が発生しました。

 しばらくしてから、再度処理を実行してください。本エラー情報が頻繁に出力される場合は、“Interstage Application Serverチューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
 Interstageの運用で必要となるメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
 再見積りの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。

201
202
203

内部矛盾が発生しました。

 iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

205

プロセスの生成に失敗しました。

Interstage JMXサービスが使用する定義情報に誤りがないか確認してください。

Interstage JMXサービスが使用する定義情報は、以下のファイルに設定します。

  Interstageのインストールフォルダ\jmx\etc\isjmx.xml

該当する項目がある場合、修正後にInterstage Operation Toolサービスを起動してください。

Interstage JMXサービスが使用する定義情報は、以下のファイルに設定します。

  /etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml

該当する項目がある場合、修正後に、isjmxstartコマンドを実行し、Interstage JMXサービスを起動してください。
 同時に出力されている他のメッセージがあれば、そのメッセージに対する対処を行ってください。他に出力されているメッセージがない場合は、以下を確認してください。

  • "server"タグのoptions属性に、無効なオプションが指定されていないか、または、不要なオプションが指定されていないか確認してください。指定されている場合、削除後、定義ファイルを保存してください。

  • ファイルセパレータで終了するパス情報が指定されていないか確認してください。ファイルセパレータで終了するパス情報が指定されている場合、ファイルセパレータを2つ連続して指定してください。

 また、Solaris版、Linux版の場合、必須パッケージがインストールされていない可能性があります。必須パッケージがインストールされているかを確認してください。なお、必須パッケージについては、インストールガイドを参照してください。

 それでも問題が解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

207

システムエラーが発生しました。

 イベントログに、異常原因をしめすメッセージが出力されているかを確認し、メッセージが出力されている場合には、その対処を実施してください。問題が解決しない場合には、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

 システムログに、異常原因をしめすメッセージが出力されているかを確認し、メッセージが出力されている場合には、その対処を実施してください。問題が解決しない場合には、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、エラー情報を控えて技術員に連絡してください。

208

何らかの理由により起動に失敗しました。

 システムログに、異常原因をしめすメッセージが出力されていますので、そのメッセージに対する対処を実施してください。


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