Interstage Application Server メッセージ集 |
目次 |
第2部 メッセージラベルのあるメッセージ | > 第14章 メッセージ番号がisで始まるメッセージ | > 14.2 is20200番台のメッセージ |
IS: ERROR: is20253:SMM service unable to start Error information(%d1-%s-%d2)
IS: エラー: is20253:SMMサービスの起動に失敗しました エラー情報(%d1-%s-%d2)
[可変情報]
%d1:理由コード
%s :エラー情報1
%d2:エラー情報2
[意味]
理由コードに示す原因により、SMMサービスの起動に失敗しました。
理由コード |
原因 |
対処方法 |
---|---|---|
1000 |
プロセスで使用するファイル記述子数が最大値に達しました。 |
iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
1001 |
メモリ不足が発生しました。 |
しばらくしてから再度処理を実行してください。本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。 |
1002 |
プロセスの生成上限数を超えています。 |
システムチューニングパラメタを見直してください。 |
1003 |
ファイルまたはフォルダにアクセス権がありません。 |
TD_HOME(注)\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaのアクセス権を確認し、変更するか、あるいはアクセス権を持つユーザにより処理を行ってください。 |
1004 |
ファイルまたはフォルダが変更されている可能性があります。 |
TD_HOME\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaが変更されていないか確認してください。 |
1005 |
CORBAサービスから異常が通知されました。 |
CORBAサービス、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリが起動されているか確認してください。それでも問題を取り除けない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。 |
1006 |
他のコマンドが実行中のため処理できません。 |
しばらくしてから再度コマンドを実行してください。 |
1007 |
I/Oエラーが発生しました。 |
TD_HOME\sys\smmまたはTD_HOME\sys\smmaが存在することを確認してください。また、アクセス権が変更されていないか確認してください。 |
1008 |
ネーミングサービスまたはロードバランス機能が起動されていません。 |
ネーミングサービスまたはロードバランス機能を起動してください。 |
1101 |
CORBAサービスがインストールされていません。 |
CORBAサービスをインストールして、再度コマンドを実行してください。 |
2001 |
SMMまたはSMMAは起動されています。 |
SMMまたはSMMAは起動済みなので、対処は不要です。 |
2002 |
CORBAサービスが未起動です。 |
CORBAサービスを起動してください。必要ならば、ネーミングサービス、インタフェースリポジトリを起動してください。 |
9000 |
SMMまたはSMMAをサービスから開始する資源の獲得に失敗しました。 |
エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
9001 |
SMMまたはSMMAのサービスからの開始操作に誤りがあります。 |
エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
9002 |
何らかの原因でコマンドの実行に失敗しました。 |
エラー情報2に8,14または1455が出力されている場合はメモリ不足が発生しています。 |
(注) TD_HOME:Interstageのインストールフォルダ\td
[ユーザの対処]
理由コードに対応した処理を行い、SMMサービスを再起動してください。上記以外の理由コードの場合、同時に出力されている他のメッセージがあれば、その対処を行ってください。他に出力されているメッセージがない場合、または原因が取り除けない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
目次 |