Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第11章 メッセージ番号がIJServer2で始まるメッセージ> 11.5 IJServer21000番台のメッセージ

11.5.28 IJServer21033

IJServer: ERROR: IJServer21033: Memory shortage occurred on JavaVM: NAME=%s1

IJServer: エラー: IJServer21033: JavaVM上でメモリ不足が発生しました: NAME=%s1

[可変情報]
 %s1:IJServer名

[意味]
 java.lang.OutOfMemoryErrorが発生しました。以下に考えられる原因を示します。

[システムの処理]

[ユーザの対処]
 以下にそれぞれの原因に対する対処を説明します。

[対処]
Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [IJServer名] > [モニタ]画面にあるJavaVMの情報を確認して、アプリケーションが使用するメモリ量に対して最大ヒープサイズが小さくないか、確認してください。
JavaVMのヒープメモリ量が不足している可能性があります。Interstage管理コンソールの[ワークユニット] > [IJServer名] > [モニタ]画面にあるJavaVMの情報を確認して、アプリケーションが使用するメモリ量に対して最大ヒープサイズが小さくないか、確認してください。
JavaVMのメモリ量が小さい場合、以下のようにIJServerの多重度を上げるか、JavaVMのメモリ量を変更する必要があります。
ヒープメモリに十分大きな値が設定されている場合、以下を確認してください。
上記に該当する場合は、以下の対処を行った後、再度IJServerを起動してください。

 また、上記の対処を行った場合は、アプリケーションの変更および定義情報の変更を有効にするために、以下の対処をおこなってください。

[対処]
OSの機能を使用して仮想メモリが不足していないか確認してください。不足している場合には、しばらくしてから再度処理を実行してください。
本メッセージが頻繁に出力される場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積りし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積りを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
再見積りの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。システム管理者は、メインメモリの増設またはページファイルの拡張を行ってください。

 また、java.lang.OutOfMemoryError発生時の詳細な対応方法については“トラブルシューティング集”の“OutOfMemoryError発生時の対応”を参照してください。


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