Interstage Application Server メッセージ集

10.6.23 IJServer12023

(error) IJServer12023: SSL definition is invalid. definitionName=<name> error=<error> details=<details> pid=<pid> tid=<tid>

［可変情報］
　<name>=SSL定義名
　<error>=エラー番号
　<details>=エラー詳細番号
　<pid>=WebサーバのプロセスID
　<tid>=WebサーバのスレッドID

［意味］
　<name>が示すSSL定義の内容に誤りがあります。

［原因］
　以下の可能性があります。

• <error>が0x100002の場合、暗号化方式を示す文字列に誤りがあります。
• <error>が0x10003Eの場合、サイト証明書のニックネームの指定に誤りがあります。
• <error>が0x10004Bの場合、証明書・鍵管理環境の所有グループとWebサーバの実行グループが一致していないか、またはSSL定義の内容に異常があります。
• その他、SSL定義の内容に異常があります。

［ユーザの対処］

• <error>が0x10004Bの場合は、証明書・鍵管理環境の所有グループとWebサーバの実行グループを一致させてください。一致している場合には、Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [SSL] > [一覧]タブで異常のあるSSL定義名を削除し、再び新規作成してください。
  証明書・鍵管理環境の所有グループの変更は、証明書・鍵管理環境のCSR(証明書取得申請書)の作成コマンド(scsmakeenv)で行ってください。証明書・鍵管理環境の所有グループの指定方法は“セキュリティシステム運用ガイド”の“Interstage証明書環境の構築と利用”−“環境の構築方法”を参照してください。Webサーバの実行グループを変更するには、Webサーバ環境定義ファイルで設定しなおしてください。Webサーバの実行グループの設定方法は“Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)”の“環境定義ファイル”−“通信プロセスに対する権限の設定”を参照してください。
• その他の場合は、Interstage管理コンソールの[セキュリティ] > [SSL] > [一覧]タブで異常のあるSSL定義名を削除し、再び新規作成してください。