Interstage Application Server メッセージ集
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目次
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9.6.13 ihs20654
IHS: ERROR: ihs20654: (%s1)%s2: make_sock: Could not bind to %s3
[可変情報]
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:IPアドレスおよびポート番号、またはポート番号
[意味]
以下の原因が考えられます。
- エラー詳細内容%s2が“要求したアドレスのコンテキストが無効です。”で本メッセージが出力された場合は、通信プロセスのソケットの割り当てに失敗しています。
- Webサーバ(Interstage HTTP Server)起動時にエラー詳細内容%s2が“通常、各ソケット アドレスに対してプロトコル、ネットワーク アドレス、またはポートのどれか1つのみを使用できます”で本メッセージが出力された場合は、以下の原因が考えられます。
- 他のサービスでIPアドレスおよびポート番号%s3が使用されています。
- 他のサービスでポート番号%s3が使用されています。
- エラー詳細内容%s2が“Cannot assign requested address”で本メッセージが出力された場合は、通信プロセスのソケットの割り当てに失敗しています。
- Webサーバ(Interstage HTTP Server)起動時にエラー詳細内容%s2が“address already in use”で本メッセージが出力された場合は、以下の原因が考えられます。
- 他のサービスでIPアドレスおよびポート番号%s3が使用されています。
- 他のサービスでポート番号%s3が使用されています。
- エラー詳細内容%s2が“Cannot assign requested address”で本メッセージが出力された場合は、以下の原因が考えられます。
- 通信プロセスのソケットの割り当てに失敗しています。
- IPアドレス%3が割り当てられているネットワークインタフェースが有効になっていない可能性があります。
- Webサーバ(Interstage HTTP Server)起動時にエラー詳細内容%s2が“address already in use”で本メッセージが出力された場合は、以下の原因が考えられます。
- 他のサービスでIPアドレスおよびポート番号%s3が使用されています。
- 他のサービスでポート番号%s3が使用されています。
[システムの処理]
Webサーバ(Interstage HTTP Server)の起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
- 通信プロセスのソケットの割り当てに失敗している場合は、以下を確認してください。
- Interstage管理コンソールのスタンドアロンサーバでバーチャルホストを設定している場合
- Interstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [Webサーバ] >[バーチャルホスト] > [バーチャルホスト名(IPアドレスおよびポート番号%s3が含まれるバーチャルホスト)]をクリックします。
- 表示された[バーチャルホスト名:環境設定]画面の[IPアドレス]の設定を見直します。
- Interstage管理コンソールの管理サーバでバーチャルホストを設定している場合
- Interstage管理コンソールの[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [サービス] > [Webサーバ] > [サーバグループ名またはサーバ名] > [バーチャルホスト] > [バーチャルホスト名(IPアドレスおよびポート番号%s3が含まれるバーチャルホスト)]をクリックします。
- 表示された[バーチャルホスト名:環境設定]画面の[IPアドレス]の設定を見直します。
- 環境定義ファイル(httpd.conf)を編集してバーチャルホストを設定している場合
- 環境定義ファイル(httpd.conf)のListenディレクティブの設定を見直します。
ネットワークインタフェースが有効になっていない可能性がある場合は、IPアドレス%3が割り当てられているネットワークインタフェースの設定を確認してください。
ネットワークインタフェースカードの設定に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
- 上記以外の場合は、エラー詳細内容%s2を参照して、失敗の原因を取り除いてください。
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