Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ> 8.9 EXTP4000番台のメッセージ

8.9.2 EXTP4002

extp: ERROR: EXTP4002: A system error occurred: CODE='%s1' INFO=%d SYSTEM=%s2

extp: エラー: EXTP4002: システムエラーが発生しました: CODE='%s1' INFO=%d SYSTEM=%s2

[可変情報]
 %s1:エラー情報1
 %d :エラー情報2
 %s2:業務システム名

[意味]

 システムエラーが発生しました。または、メモリ不足が発生している可能性があります。


 システムエラーが発生しました。または、メモリ不足が発生しているか、必要なIPC資源が使用中のため、IPC資源の獲得に失敗した可能性があります。
 または、可変情報に以下のコードが出力されている場合は、Interstage動作中にマシンのシャットダウンが実施された可能性があります。
  "CODE='ITP 301 53' INFO=11"
  "CODE='ITP 402 999' INFO=0"

[システムの処理]
 コンポーネントトランザクションサービスを停止します。

[ユーザの対処]
 メモリ不足の可能性がある場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
 Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積もりを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
 再見積もりの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。

 システム管理者は、メインメモリの増設またはページファイルの拡張を行ってください。
 システムの見積もり値に問題がない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
 メモリ不足の可能性がない場合は、IPCキー値が重複しているため、IPCキー値のカストマイズを行う必要があります。詳細は“チューニングガイド”の“その他のカストマイズ項目”を参照してください。
 セキュリティの強化を行った環境で当メッセージが出力された場合、当メッセージの前に出力されているメッセージを参照し、対処を行ってください。
 上記以外の場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

 拡張システムのInterstage動作中にマシンのシャットダウンが実施された場合は、本メッセージを出力し、coreファイルが出力される可能性があります。
 マシンをシャットダウンする場合は、実行前に、動作中の拡張システムのInterstageを停止する必要があります。RCプロシジャに、拡張システムのInterstageを停止するスクリプトを登録する等の対処をおこない、マシンのシャットダウン前に、Interstageが停止するようにしてください。


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