Interstage Application Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第8章 メッセージ番号がEXTPで始まるメッセージ> 8.2 EXTP0600番台のメッセージ

8.2.7 EXTP0699

extp: ERROR: EXTP0699: A system error occurred: CODE='%s1' INFO=%s2 SYSTEM=%s3

extp: エラー: EXTP0699: システムエラーが発生しました: CODE='%s1' INFO=%s2 SYSTEM=%s3

[可変情報]
 %s1:エラー情報1
 %s2:エラー情報2
 %s3:業務システム名

[意味]
 システムエラーが発生しました。

 または、メモリ不足が発生している可能性があります。


 または、メモリ不足が発生しているか、IPC資源(システムパラメタ)のチューニング不足が発生している可能性、および、必要なIPC資源が使用中のため、IPC資源の獲得に失敗した可能性があります。
 また、セキュリティの強化を行った環境で当メッセージが出力された場合、操作したユーザが異なる、または、ワークユニット定義を登録したユーザと操作したユーザが異なるなどの問題が考えられます。

[システムの処理]
 以下のいずれかの処理を行います。
 ・コンポーネントトランザクションサービスを停止します。
 ・コマンドの処理を中止します。

[ユーザの対処]
 システムログを参照し、処理に失敗した原因を示すメッセージが出力されているか確認してください。メッセージが出力されている場合には、そのメッセージに対する対処を行ってください。
 メモリ不足の可能性がある場合は、“チューニングガイド”を参考に、Interstageを運用するために必要となるメモリ量を再見積もりし、メモリが十分に用意されているか確認してください。
 Interstageの必要とするメモリ量に対して、メモリが十分に用意されている場合には、他のアプリケーションの使用メモリ量が不足していることが考えられます。同一マシン上で運用している他のアプリケーションについても再見積もりを実施し、メモリ量が適当か調査してください。
 再見積もりの結果、メモリ量が不足していることが確認された場合には、システム管理者に連絡してください。


 システム管理者は、メインメモリの増設またはページファイルの拡張を行ってください。
 システムの見積もり値に問題がない場合は、一括情報採取ツールを使用して情報を採取した後、技術員に連絡してください。


 システム管理者は、メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。
 メモリ不足の可能性がない場合は、システムパラメタのチューニング不足が発生している可能性があるため、“チューニングガイド”の“システムのチューニング”を参照し、システムパラメタのチューニングを実施してください。
 また、システムパラメタの値に問題が無い場合は、IPCキー値が重複しているため、IPCキー値のカストマイズを行う必要があります。詳細は“チューニングガイド”の“その他のカストマイズ項目”を参照してください。
 セキュリティの強化を行った環境で当メッセージが出力された場合、当メッセージの前に出力されているメッセージを参照し、対処を行ってください。
 上記以外の場合は、一括情報採取ツールを使用して情報を採取した後、技術員に連絡してください。


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005