Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第7章 メッセージ番号がesで始まるメッセージ> 7.14 es20000番台のメッセージ

7.14.7 es20006

ES: ERROR: es20006: [tttttt] it failed in the access of the file: CODE=%s1 UNIT=%s2

ES: エラー: es20006: [tttttt] ファイルのアクセスに失敗しました: CODE=%s1 UNIT=%s2

[可変情報]
 %s1:エラー情報
 %s2:ユニット名(マルチシステム運用を行っている場合、拡張システムのものは、“システム名_ユニット名”で表示されます。)

[意味]
 ユニット定義ファイルで指定した格納ディレクトリ内のファイルが削除されました。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 エラー情報%s1に“QM-XX-XX 18”が指定されている場合は、Interstage管理コンソールで新規作成したユニットの設定情報、またはesmkunitコマンド実行時に指定したユニット定義ファイルのtrandir、sysdir、userdirのディレクトリが存在するディスク装置に異常がないかを確認してください。
 ユニットが起動している状態で、ユニットが使用しているデータ格納用のファイル(Interstage管理コンソールで新規作成したユニットの設定情報に指定した格納ディレクトリ配下のファイル、またはesmkunitコマンド実行時に指定したユニット定義ファイルのtrandir、sysdir、userdir配下のファイル)を誤って削除した場合は、それ以降の操作で本メッセージが出力されます。その場合、以下の復旧操作を行った後、ユニットを再作成する必要があります。

  1. いったんマシンを再起動します。
  2. データ格納用のファイルを削除したユニットをesrmunitコマンドで削除します。
  3. isstartコマンドでイベントサービスを起動します。
  4. ユニットに割り当てられていたイベントチャネルをesrmchnlコマンドで削除します。
  5. isstopコマンド(-fオプション指定)でイベントサービスを停止します。

 これでユニットは正常に削除されるので、ユニット、イベントチャネルを再作成してください。
 それでも解決しない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。


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