Interstage Application Server メッセージ集
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7.11.20 es11121
ES: ERROR: es11121: [tttttt] A number of event channel exceeded a number that can be made in unit(%s1).
ES: エラー: es11121: [tttttt] ユニット(%s1)に作成可能なイベントチャネル数を超えました。
[可変情報]
%s1:ユニット名
[意味]
ユニット%s1に、Interstage管理コンソールで作成したユニットの設定情報、またはesmkunitコマンドのユニット定義ファイルで指定したイベントデータ用データ格納域(キュー)の数を超えて、イベントチャネルを作成しようとしました。
[システムの処理]
イベントチャネルの作成処理を中止します。
[ユーザの対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
- ユニット%s1以外の他のユニットに、esmkchnlコマンドまたはInterstage管理コンソールでイベントチャネルを作成してください。ユニットの一覧は、“esmonitor -unit”の実行またはInterstage管理コンソールで確認することができます。
なお、ユニット%s1以外に他のユニットが存在しない場合は、esmkunitコマンドまたはInterstage管理コンソールで、ユニットを作成してください。
- ユニット%s1に含まれる不要なイベントチャネルが存在する場合は、esrmchnlコマンドまたはInterstage管理コンソールで削除した後、esmkchnlコマンドまたはInterstage管理コンソールで、イベントチャネルを作成してください。
なお、ユニット%s1上に割り当てられたイベントチャネルは、“essetcnfchnl -d”の出力結果で、unitid項目にユニット%s1と出力されているイベントチャネルが対象です。
- ユニットの作成可能なイベントチャネル数を見直し、ユニットを再作成後に、イベントチャネルを再作成してください。以下の手順で対処してください。
なお、この対処を行った場合、ユニットに含まれるすべてのイベントチャネルの不揮発データが削除されるため、必要な不揮発データが存在する場合は、必要なイベントデータを受信してから実施してください。
- イベントサービス運用コマンドを使用する場合
- イベントサービスが起動された状態で、“esmonitor -unit”を実行してユニット%s1の“Use Rate”と“Region Count”を確認し、ユニット定義ファイル上のsysqnumおよびuserqnumの見積りを見直します。
- ユニット%s1上に割り当てられたすべてのイベントチャネルをいったんesstopchnlコマンドで強制停止します。
なお、ユニット%s1上に割り当てられたイベントチャネルは、“essetcnfchnl -d”の出力結果で、unitid項目にユニット%s1と出力されているイベントチャネルが対象です。
- ユニット%s1上に割り当てられたすべてのイベントチャネルをいったんesrmchnlコマンドで削除します。
- esrmunitコマンドでユニット%s1を削除します。
- esmkunitコマンドでユニットを作成します。
- 3.で削除したすべてのイベントチャネルをesmkchnlコマンドで作成します。
- 本メッセージが出力され作成できなかったイベントチャネルを、esmkchnlコマンドで作成します。
- Interstage管理コンソールを使用する場合
- イベントサービスが起動された状態で、Interstage管理コンソールを使用してユニット%s1の使用率と領域数を確認し、設定情報のファイル容量およびデータ格納域数を見直します。
- JMSおよびイベントサービスのイベントチャネルの状態表示で、ユニット%s1を使用しているイベントチャネルをすべて強制停止します。
- JMSおよびイベントサービスのイベントチャネルの状態表示で、ユニット%s1を使用しているイベントチャネルをすべて削除します。
- 保存先(ユニット%s1)を削除します。
- 保存先(ユニット%s1)を作成します。
- 3.で削除したすべてのイベントチャネルを作成します。
- 本メッセージが出力され作成できなかったイベントチャネルを作成します。
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