Interstage Application Server メッセージ集
|
目次
|
7.1.5 es10014
ES: ERROR: es10014: [tttttt] Failed to activate EventService.: EXCEPTION=%s1, minor=%s2, pid=%s3
ES: エラー: es10014: [tttttt] イベントサービスの活性化に失敗しました。: EXCEPTION=%s1, minor=%s2, pid=%s3
[可変情報]
%s1:CORBAサービスから通知された例外情報
%s2:CORBAサービスから通知されたマイナーコード
%s3:活性化に失敗したプロセス番号
[意味]
イベントサービス、イベントファクトリまたはイベントチャネルの活性化に失敗しました。
[システムの処理]
イベントサービス、イベントファクトリまたはイベントチャネルの起動処理を中止します。
[ユーザの対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
- イベントサービスまたはイベントファクトリの起動時に、例外情報%s1が“NO_RESOURCES”、マイナーコード%s2が“0x464a0073”である場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値が不足している可能性があります。max_exec_instanceの値を見直して、Interstage管理コンソールでInterstageを再起動してください。
なお、max_exec_instanceの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認することができます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odprtcurparam”を参照してください。
- イベントチャネルの起動時に、例外情報%s1が“NO_RESOURCES”、マイナーコード%s2が“0x464a0073”である場合、CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のmax_exec_instanceの値が不足している可能性があります。max_exec_instanceの値を見直して、Interstage管理コンソールでInterstageを再起動した後に、esstartchnlコマンドまたは、Interstage管理コンソールでイベントチャネルを再起動してください。
なお、max_exec_instanceの消費量は、odprtcurparamコマンドで確認できます。詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“odprtcurparam”を参照してください。
注)イベントチャネルの起動時に、max_exec_instanceの値が不足する要因としては、閉塞終了モードで停止待ち合わせ中のイベントチャネルが存在するため、同時に起動するイベントチャネル数が見積もりより多くなっている可能性があります。閉塞終了モードの停止の場合は、イベントチャネルに蓄積されているイベントデータを取得するか、イベントデータの生存時間によりすべてのデータが削除された後に、イベントチャネルが停止します。esmonitorコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用して同時に起動しているイベントチャネルの個数を確認し、max_exec_instanceの値を再度見積もるか、強制停止モードでイベントチャネルを停止してください。esmonitorコマンドの使用方法については、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Enterprise EditionおよびStandard Editionで提供)の“イベント通信のモニタリング”を参照してください。
再度実行しても本メッセージが出力される場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005