Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第4章 メッセージ番号がebmsで始まるメッセージ> 4.6 ebms3000番台のメッセージ

4.6.13 ebms3015

EBMS:ERROR:ebms3015:ebMS initialize error occurred: CODE=%s1

EBMS:エラー:ebms3015:ebMS初期処理エラーが発生しました: CODE=%s1


 このメッセージについては、OSの言語設定に関係なく英語のメッセージが表示されることがあります。

[可変情報]
 %s1: エラーコード

[意味]
 ebMSの初期処理でエラーが発生しました。

[システムの処理]
 処理を中止します。

[ユーザの対処]
 表中のエラーコードに対応した対処をして、エラーの原因を取り除いてください。

 以下の表にebms3015発生時の対処方法を示します。

エラー
コード

意味

対処

1

システムエラー


 イベントビューアのアプリケーションログまたはシステムログにメッセージが出力されていますので、そちらのメッセージの説明を参照し、対処をしてください。

 システムログにメッセージが出力されていますので、そちらのメッセージの説明を参照し、対処をしてください。

2

システムコールエラー

3

アクセス権限なし

 ファイルに対するアクセス権限を所持しているユーザで実行してください。

4

ファイルまたはディレクトリが存在しない

 コンフィグレーションファイルに記述されているCPA管理ディレクトリが存在しません。存在するディレクトリのパスを指定してください。

5

通常ファイルでない

 ファイルを確認してください。

6

I/Oエラー

 I/Oエラーの原因を調査し対処してください。

7

メモリ不足

 メインメモリの増設またはスワップ領域の拡張を行ってください。

IPC資源不足の場合は、システムパラメタをチューニングしてください。

8

定義ファイル構文違反

 コンフィグレーションファイルの記述に間違いがありますので、修正してください。

9

システム制限値違反


 システムの設定に違反しています。
/etc/systemの値を見直してください。

11

ebMS環境なし

 ebMSの環境を作成してください。

12

ebMS未起動

 ebMSを起動してください。

14

ファイル共有/ロック違反

 ebMSが使用するファイルが他のプロセスによって占有されています。マシンをリブートしてください。

15

ebMS環境異常

以下の原因が考えられます。

  • コンフィグレーションファイルの記述に誤りがあるか、またはコンフィグレーションファイルが存在しません。
    → コンフィグレーションファイルを見直してください。
  • ebMSの環境が壊れている。
    → ebMSの環境を削除し、再作成してください。この対処をしてもまだ、エラーが発生する場合は、ebMSを再インストールしてください。

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