Interstage Application Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第3章 メッセージ番号がDEPで始まるメッセージ> 3.13 DEP2500番台のメッセージ

3.13.3 DEP2521

IDLファイル生成処理でエラーが発生しました。

[意味]
 IDLファイル生成処理でエラーが発生しました。

[システムの処理]
 処理を中断します。

[ユーザの対処]
 次の原因が考えられます。エラーの原因を取り除いて再度処理を実行してください。

 また、IJServerの「クラスローダの分離」の設定によっては、モジュール間で参照ができない場合があります。“J2EEユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションの設計”の“クラスローダの分離”を参照し、アプリケーションの構成あるいはクラスローダの分離に誤りがないか確認してください。

  実行状況画面にFJJ2IDLxxxxのメッセージが出力された場合の対処方法を説明します。
  メッセージ中の(%n)などは実際の名称などが表示されます。
  なお、下記のメッセージが出力されたときは、IDLファイルの生成を中止します。

FJJ2IDLxxxxのメッセージと対処

FJJ2IDL0001S
IDLファイルの出力エラーが発生しました。 ClassName/InterfaceName = (%1) Detail Information = (%2)
意味:IDLファイルの出力でエラーが発生しました。
・エラーが発生したクラス名、またはインタフェース名は、(%1)です。
・エラーが発生した詳細情報は、(%2)です。
対処:IDLファイルの出力先ディレクトリ、出力先の空き容量を確認してください。

FJJ2IDL0002S
セキュリティエラーが発生しました。 ClassName/InterfaceName = (%1) Detail Information = (%2)
意味:IDLファイルの出力でセキュリティエラーが発生しました。
・エラーが発生したクラス名、またはインタフェース名は、(%1)です。
・セキュリティ情報の詳細は、(%2)です。
対処:IDLファイル出力先のセキュリティを確認してください。

FJJ2IDL0003S
変名後のメソッド名と同名のメソッドが定義されています。 InterfaceName = (%1) MethodName = (%2)
意味:IDL生成時に名前変換したメソッド名と、同名のメソッドが定義されている場合に発生します。
・エラーが発生したインタフェース名は、(%1)です。
・同名になったメソッド名は、(%2)です。
対処:IDL生成時に名前変換されたメソッド名、もしくは、そのメソッド名と名前の重複したメソッド名を変更してください。

FJJ2IDL0005S
変名後のフィールド名と同名のフィールドが定義されています。 ClassName = (%1) FieldName = (%2)
意味:IDL生成時に名前変換したフィールド名と、同名のフィールドが定義されている場合に発生します。
・エラーが発生したクラス名は、(%1)です。
・同名になったフィールド名は、(%2)です。
対処:IDL生成時に名前変換されたフィールド名、もしくは、そのフィールド名と名前が重複したフィールド名を変更してください。

FJJ2IDL0015S
クラスまたはインタフェースが見つかりません。 Name = (%1)
意味:クラス、またはインタフェースが見つからない場合に発生します。
・見つからないクラス名、またはインタフェース名は、(%1)です。
対処:クラスパスを確認し、対象となるクラス、またはインタフェースへクラスパスが設定されているか確認してください。

FJJ2IDL0016S
java.rmi.RemoteException をthrowするように定義されていないメソッドが定義されています。 InterfaceName = (%1) MethodName = (%2)
意味:java.rmi.Remoteを継承するインタフェースの抽象メソッド定義の中に、java.rmi.RemoteExceptionをthrowするように定義されていないメソッドが定義されている場合に発生します。
・エラーが発生したインタフェース名は、(%1)です。
・java.rmi.RemoteExceptionをthrowするように定義されていないメソッド名は、(%2)です。
対処:エラーの発生したメソッドがjava.rmi.RemoteExceptionを例外としてthrowするように変更してください。

FJJ2IDL0024S
メソッドのパラメタもしくはメソッドの復帰値等にリモートインプリメンテーションクラスが使用されています。 Name = (%1)
意味:java.rmi.Remoteを継承するインタフェースの定義の中にメソッドのパラメタもしくは復帰値等にjava.rmi.Remoteを継承するインタフェースを実装するクラスが定義されている場合に発生します。
・定義されたクラス名は、(%1)です。
対処:メソッドのパラメタもしくは復帰値等に、java.rmi.Remoteを継承するインタフェースを実装するクラスを定義しないように変更してください。

FJJ2IDL0025S
継承する複数のインタフェース間で同名のメソッドが定義されています。InterfaceName = (%1) MethodName = (%2)
意味:インタフェースが複数のインタフェースを継承する場合、継承されるインタフェース間でメソッド名が重なっている場合に発生します。
・エラーが発生したインタフェース名は、(%1)です。
・名前が重なったメソッド名は、(%2)です。

対処:継承されるインタフェース間で同名のメソッドが存在しないように変更してください。

FJJ2IDL0029S
リモートインプリメンテーションクラスがリモートインタフェースを実装していません。 ClassName = (%1)
意味:java.rmi.Remoteを継承するインタフェースを1つ以上実装しなければならないクラスが、java.rmi.Remoteを継承するインタフェースを実装していない場合に発生します。
・エラーが発生したクラス名は、(%1)です。
対処:エラーが発生したクラスがjava.rmi.Remoteを継承するインタフェースを実装するように変更してください。

FJJ2IDL0030S
クラスのロードに失敗しました。 Detail Information = (%1)
意味:クラスのロードに失敗した場合に発生します。
・詳細情報は、(%1)です。
対処:アプリケーションで定義しているクラスの、継承クラスもしくは継承インタフェースが存在するかを確認してください。

FJJ2IDL0032S
同名のアトリビュートが定義されています。 InterfaceName = (%1)AttributeName = (%2)
意味:IDL生成時にアトリビュートに名前変換した際、同名のアトリビュートが定義されている場合に発生します。
・エラーが発生したインタフェース名は、(%1)です。
・名前が重なったアトリビュート名は、(%2)です。
対処:IDL生成時にアトリビュートに名前変換されたメソッド名を変更してください。

FJJ2IDL0033S
アトリビュート名と同名のメソッドが定義されています。 InterfaceName= (%1)AttributeName = (%2)
意味:IDL生成時に名前変換されたアトリビュート名と、同名のメソッドが定義されている場合に発生します。
・エラーが発生したインタフェース名は、(%1)です。
・名前が重なったアトリビュート名は、(%2)です。
対処:IDL生成時にアトリビュートに名前変換されたメソッド名、もしくは、そのアトリビュート名と名前の重複したメソッド名を変更してください。

FJJ2IDL5001S
ファイルの出力に失敗しました。
意味:ファイルの出力に失敗した場合に発生します。
対処:ファイルの出力先ディレクトリ、出力先の空き容量を確認してください。
また、展開対象のEJBアプリケーションや、参照クラスパスに指定したjarファイルおよびフォルダ内に、XMLパーサクラスが含まれている可能性があります。その場合は、以下の対処をしてください。
・XMLパーサクラスが含まれているjarファイルおよびフォルダを参照クラスパスから外してください。
・XMLパーサクラスをEJBアプリケーションから削除してください。

FJJ2IDL9999S
その他のエラーが発生しました。 InterfaceName/ClassName = (%1) Detail Information = (%2)
意味:FJJ2IDLでその他のエラーが発生しました。
対処:画面のログを採取して、技術員に連絡してください。


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