Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
目次 索引 前ページ次ページ

付録B 認証オブジェクトのIDL> B.1 認証オブジェクトインタフェースのオペレーション

B.1.2 auth_check2()

 認証オブジェクトにユーザ名による認証依頼を行う場合によりに呼び出します。
 usernameには、認証対象のユーザ名を指定します。ユーザ名は、64バイト以内の文字列で指定します。ユーザ名にはASCIIコード系の文字以外は使用できません。
 passwordには、認証対象のユーザのパスワードを指定します。パスワードは、64バイト以内の文字列で指定します。パスワードにはASCIIコード系の文字以外は使用できません。
 userbaseDNにはディレクトリサーバで、ユーザ情報を格納したツリーの名前をDNで記述します。DNは、Distinguished Nameです。

 ユーザ情報を複数のエントリに格納している場合は、各エントリに共通するツリー上階層のDNを指定します。ここで指定されたuserbaseDNは、ユーザ情報を検索する階層のTOPとして扱われます。

 userbaseDNに指定した文字列はそのままディレクトリサーバに渡されるため、ディレクトリサーバで使用している文字列を指定してください。

 userbaseDNは、ASCII英数字文字列または日本語文字列(最大1023バイト)で記述します。
 復帰値は、認証成功時はOK、認証失敗時はNGを返却します。
 その他の場合は例外を発行します。

注意事項


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005