Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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付録A セション情報管理のIDL> A.2 セション情報管理オブジェクトインタフェースのオペレーションの説明

A.2.7 create_info2()

 セションIDを使用して、セション情報域を獲得する場合に呼び出します。
 獲得されたセション情報域はNULLクリアされます。

 SESSION_IDには、コンポーネントトランザクションサービスのセションID獲得APIで獲得したセションIDまたはWeb連携時にInfoProvider Proから通知されるセションIDを指定します。
 SESSION_IDには、コンポーネントトランザクションサービスのセションID獲得APIで獲得したセションIDを指定します。

 slotnoには、獲得するセション情報域のスロット番号を指定します。0から65535が指定可能です。
 sizeには、セション情報域の大きさをバイト数で指定します。1から32000バイトが指定可能です。
 lifetimeには、未使用時間監視間隔を秒単位の整数値で0から86400(24時間)の範囲で指定します。0は、時間監視なしを示します。
 すべての入力情報が一致するセション情報域が既存の場合は、セション情報域の再獲得は行いません。その場合、復帰値としてTD_OK_OLDが通知されます。
 SESSION_IDで指定されるセションIDとslotnoで指定されるスロット番号が同一で、かつ、その他の入力パラメタが異なるセション情報域が既存の場合は、例外となります。
 復帰値は、新規獲得成功時はTD_OK_NEW、既存のセション情報域が存在する場合はTD_OK_OLDを返却します。
 その他の場合は例外を発行します。


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