Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 OLEインタフェース> 6.1 OLE2-CORBAゲートウェイインタフェース

6.1.2 CreateType()

名前

 CreateType

形式

 VARIANT * CreateType( IDispatch* obj, string type_name );

機能説明

 IDLで定義されCORBAのデータ型に対応したIDispatchインタフェースを生成します。生成したインスタンスはオブジェクトとして使用でき、メンバはプロパティとして扱うことができます。objにはデータ型が定義されているCORBAのオブジェクトを指定します。type_nameには生成したいデータ型の名前をスコープ名で指定します。

復帰値

 正常終了した場合は、データ型に対応するVARIANT型へのポインタが返されます。
 異常終了した場合は、VT_NULLが返されます。

使用例

 CreateTypeをVisualBasicから使用するプログラミング例を以下に示します。

  // IDL
  interface example1 {
  typedef struct STR {
      long a,b;
  }Foo;
  void ope ( in STR arg5 );
  };

  'VisualBasic
  Dim factory As object
  Dim ex1 As object
  Dim str1 As object

  Set factory = CreateObject( "CORBA.Factory" )
  Set ex1 = factory.GetObject( "example1" )
  Set str1 = factory.CreateType( ex1, "Foo" )
  str1.a = 100
  str1.b = 104
  rtn = ex1.ope ( str1)

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005