Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第2章 C++言語インタフェース> 2.21 イベントサービスインタフェース> 2.21.1 CosEventCommクラス

2.21.1.1 CosEventComm::PushConsumer::push()

名前

  CosEventComm::PushConsumer::push

形式

  #include  <EventService_cplus.h>
  void  CosEventComm::PushConsumer::push(
                const CORBA::Any&       data,
                CORBA::Environment&     env )
                throw( CORBA::Exception );

機能説明

 dataで指定されたイベントデータをコンシューマに送信します。

パラメタ

 data
 コンシューマに送信するイベントデータ
 env
 例外情報が格納される構造体。

復帰値

 正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定されます。
 異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。

 ユーザ例外の場合、以下の例外が発生します。

 CosEventComm::Disconnected
 イベントチャネルに接続されていません。

 システム例外の場合、以下の例外が発生します。

 CORBA::StExcep::NO_RESOURCES
 以下のいずれかの可能性があります。
 − イベントサービスのイベントチャネルに蓄積できるデータ数の上限に達した。
 − イベントチャネルが閉塞終了中である。
 
 − イベントチャネルが閉塞/自動閉塞されている。
 CORBA::StExcep::IMP_LIMIT
 ノーティフィケーションサービスのイベントチャネルに蓄積できるデータ数の上限に達しました。
 CORBA::StExcep::COMM_FAILURE
 通信異常が発生しました。
 CORBA::StExcep::NO_IMPLEMENT
 イベントチャネルが起動されていません。

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