Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

1.18.4.4 CosNotifyChannelAdmin_SupplierAdmin_obtain_notification_push_consumer()

名前

  CosNotifyChannelAdmin_SupplierAdmin_obtain_notification_push_consumer

形式

　#include  <NotificationService.h>
　CosNotifyChannelAdmin_ProxyConsumer
　CosNotifyChannelAdmin_SupplierAdmin_obtain_notification_push_consumer(
                CosNotifyChannelAdmin_SupplierAdmin  obj,
                CosNotifyChannelAdmin_ClientType     ctype,
                CosNotifyChannelAdmin_ProxyID        *proxy_id,
                CORBA_Environment                    *env );

機能説明

　ctypeで指定されたクライアント種別を持つ、ProxyConsumerのオブジェクトを作成します。
　このメソッドはオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA_Object_release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

　obj

　CosNotifyChannelAdmin_EventChannel__get_default_supplier_admin()が返すオブジェクトリファレンス。

　ctype

　ProxyConsumerのオブジェクトを作成するクライアント種別を、以下から指定します。
　　CosNotifyChannelAdmin_ANY_EVENT
　　　any型イベントを扱います。
　　CosNotifyChannelAdmin_STRUCTURED_EVENT
　　　StructuredEvent型イベントを扱います。

　proxy_id（outパラメタ）

　作成したProxyConsumerの識別IDが設定されます。

　env

　例外情報が格納される構造体。

復帰値

　正常終了した場合は、env構造体の_majorにCORBA_NO_EXCEPTIONが設定され、ProxyConsumerのオブジェクトリファレンスを返します。
　異常終了した場合は、env構造体の_majorにCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONまたはCORBA_USER_EXCEPTIONが設定され、env構造体の_idに詳細情報が設定されます。

　ユーザ例外の場合、以下の詳細情報が設定されます。

　ex_CosNotifyChannelAdmin_AdminLimitExceeded

　ProxyConsumerの作成数の上限に達したため、これ以上は作成できません。

　システム例外の場合、以下の詳細情報が設定されます。

　ex_CORBA_StExcep_COMM_FAILURE

　通信異常が発生しました。

　ex_CORBA_StExcep_NO_IMPLEMENT

　イベントチャネルが起動されていません。