Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
目次 索引 前ページ次ページ

第1章 C言語インタフェース> 1.16 ロードバランス機能インタフェース> 1.16.2 ロードバランスオブジェクトグループインタフェース

1.16.2.1 ISOD_LBG_bind()

名前

 ISOD_LBG_bind

形式

 #include <orb.h>
 #include <OM_LBO.h>
 void  ISOD_LBG_bind(
        ISOD_LBG  lbg,
        CORBA_Object  objectref,
        CORBA_Environment  *env );

機能説明

 本オペレーションは、objectrefで指定されたロードバランス対象のオブジェクトを、lbgで指定されたロードバランスオブジェクトグループに登録します。

パラメタ

 lbg
 ロードバランスオブジェクトグループのオブジェクトリファレンス。
 objectref
 ロードバランスオブジェクトグループに登録するオブジェクトリファレンス。
 env
 例外情報が格納される構造体。

復帰値

 正常終了した場合は、env構造体の_majorにCORBA_NO_EXCEPTIONが設定されます。
 異常終了した場合は、env構造体の_majorにCORBA_SYSTEM_EXCEPTIONまたはCORBA_USER_EXCEPTIONが設定され、env構造体の_idに詳細情報が設定されます。
 ユーザ例外の場合は、以下の詳細情報が設定されます。

 IDL:ISOD/LBG/AlreadyBound:1.0
 すでに登録済のオブジェクトと同一の情報を持つオブジェクトが指定されました。
 IDL:ISOD/LBG/CannotProceed2:1.0
 ロードバランス機能のDBの処理で異常が発生しました。または、objectrefの指定に誤りがあります。
 IDL:ISOD/LBG/BadObject:1.0
 objectrefで指定されたオブジェクトが不当です。

 システム例外の場合は、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005