Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第1章 C言語インタフェース> 1.5 Contextインタフェース

1.5.3 CORBA_Context_set_values()

名前

 CORBA_Context_set_values

形式

 #include <orb.h>
 CORBA_ORBStatus  CORBA_Context_set_values(
        CORBA_Object  ctx,
        CORBA_NVList  value,
        CORBA_Environment  *env );
 typedef  CORBA_Object  CORBA_NVList;

機能説明

 アプリケーションは、CORBA_ORB_get_default_context()またはCORBA_Context_create_child()で得られたContextオブジェクトのオブジェクトリファレンスを指定することにより、複数の属性値を設定することができます。
 Contextオブジェクトは、文字列だけサポートしています。したがって当関数を使用する場合は、valueに設定するNVListオブジェクトの中で、flagsフィールドにはCORBA_ARG_INを設定し、item_typeにはTC_stringを設定しなければなりません。

パラメタ

 ctx
Contextオブジェクトのオブジェクトリファレンス。
 value
設定する属性値を指定したNVListオブジェクト。
 env
例外情報が格納される構造体。

復帰値

 正常終了した場合は、CORBA_OKが返されます。
 異常終了した場合は、CORBA_FAILEDが返されます。


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