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soapsecverifyconf − SOAP電子署名を検証するための設定の操作



soapsecverifyconfコマンドは、SOAP電子署名を検証するための設定の追加、削除、設定内容の一覧、および設定内容の詳細を表示します。

 マルチシステムのシステム名を指定します。
 本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
 -verifyidで指定したSOAP電子署名を検証するための設定を追加・変更します。
 -addオプションは、必ずコマンドオプションの先頭に指定してください。
 -verifyidで指定したSOAP電子署名を検証するための設定を削除します。
 -delオプションは、必ずコマンドオプションの先頭に指定してください。
 SOAP電子署名を検証するための設定内容の一覧を表示します。
 -listオプションは、必ずコマンドオプションの先頭に指定してください。
 -verifyidで指定したSOAP電子署名を検証するための設定内容の詳細を表示します。
 -viewオプションは、必ずコマンドオプションの先頭に指定してください。
 SOAP電子署名を検証するための設定を格納するファイル名を指定します。
 本オプションを省略した場合、以下のファイルに格納されます。

 C:\Interstage\F3FMsoap\conf\issoapsecconf.xml

 /opt/FJSVsoap/conf/issoapsecconf.xml
/opt/FJSVsoap/MI/システム名/conf/issoapsecconf.xml

 /opt/FJSVsoap/conf/issoapsecconf.xml
追加・変更、削除、または詳細表示する、SOAP電子署名を検証するための設定の識別子(Webサービス識別名)を指定します。
 SOAP電子署名を検証するために使用する証明書が格納されている証明書管理ファイルのファイル名を指定します。
 本オプションを省略した場合、クライアントシステム環境および旧バージョンで作成した証明書環境では、soapSetSecurityコマンドで作成した証明書管理ファイルを使用します。
それ以外の環境は、Interstage証明書環境で作成した証明書管理ファイルを使用します。
-storefileで指定した証明書管理ファイルにアクセスするためのパスワードを指定します。
 SOAP電子署名を検証するために使用するサイト証明書の別名を指定します。
 本オプションは、SOAP電子署名に署名者のサイト証明書が添付されていない場合に、証明書管理ファイルに格納されたサイト証明書を用いてSOAP電子署名を検証する場合に指定します。
 SOAP電子署名の署名者名を指定します。
 本オプションは、SOAP電子署名にサイト証明書が添付されていない場合に、SOAP電子署名に記述された署名者名から、SOAP電子署名の検証に使用するサイト証明書を特定するために利用します。電子メールアドレス等、SOAP電子署名の署名者と合意した値を記述してください。
本コマンドを使用してSOAP電子署名を検証するための設定を追加または削除した場合、同時にWebサービス情報編集ツールやsoapmodifyddコマンドを使用して、SOAP電子署名を検証する/しないを設定する必要があります。
1. SOAP電子署名を検証するための設定を追加・変更します。
 > soapsecverifyconf -add -verifyid urn:sample1 -storefile keystore -storepass changeit
2. SOAP電子署名を検証するための設定を削除します。
 > soapsecverifyconf -del -verifyid urn:sample1
3. SOAP電子署名を検証するための一覧を表示します。
 > soapsecverifyconf -list
   ID=urn:sample1 
   ID=urn:sample2
   ID=urn:sample3
4. SOAP電子署名を検証するための詳細を表示します。
 > soapsecverifyconf -view -verifyid urn:sample1
   ID=id1 
   KeyStoreName=keystore
   Storepass=********
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