Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第18章 JMS運用コマンド

18.10 jmssetupcluster

名前

 jmssetupcluster − クラスタ環境の構築/表示/削除

形式

 jmssetupcluster <cluster-path> [-w | -r] [-M system]
 jmssetupcluster -l [-M system]
 jmssetupcluster -d [-M system]

機能説明

 以下の機能があります。

 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

<cluster-path>

 クラスタサービス機能の運用でJMS不揮発化情報(durable Subscriber情報)を格納する共有ディスクのパスを指定します。

-w

 本オプションを省略した場合は、運用系サーバのクラスタ環境を構築します。
 本オプションを指定した場合は、待機系サーバのクラスタ環境を構築します。

-r

 クラスタ環境を修復する場合に指定します。

-l

 設定されているクラスタ環境を表示する場合に指定します。

-d

 設定されているクラスタ環境を削除する場合に指定します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例


 共有ディスク「D:\cluster\jms」を使用して、運用系サーバのクラスタ環境を構築する場合

jmssetupcluster D:\cluster\jms

 共用ディスク「D:\cluster\jms」を使用して、待機系サーバのクラスタ環境を構築する場合

jmssetupcluster D:\cluster\jms -w


 共有ディスク「/cluster/jms」を使用して、運用系サーバのクラスタ環境を構築する場合

jmssetupcluster /cluster/jms

 共用ディスク「/cluster/jms」を使用して、待機系サーバのクラスタ環境を構築する場合

jmssetupcluster /cluster/jms -w


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