Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第3部 J2EE編> 第16章 EJBサービス運用コマンド

16.5 ejbdefimport

名前

 ejbdefimport − Enterprise Bean定義情報の移入

形式

 ejbdefimport {[EJBアプリケーション名] -f Enterprise Bean定義ファイル名 | -all [ディレクトリ名]} [-i IJServer名 |-s EJBコンテナ名] [-M システム名]

機能説明

 Enterprise Bean定義ファイルの情報を、IJServer内のEnterprise Bean定義情報に移入します。

 以下にejbdefimportコマンドの引数を説明します。

EJBアプリケーション名

 IJServerにインストールしたEJBアプリケーション名を指定します。省略した場合は、Enterprise Bean定義ファイル中の<component-name>に記述されているEJBアプリケーション名を使用します。
 -allオプションとは同時に指定できません。

-f Enterprise Bean定義ファイル名

 Enterprise Bean定義ファイル名を絶対パス名、または相対パス名で指定します。
 -allオプションとは同時に指定できません。

-all ディレクトリ名

 指定したディレクトリにあるEnterprise Bean定義ファイルを、Enterprise Bean定義情報に反映します。
 EJBアプリケーション名、-fオプションとは同時に指定できません。
 import先のEJBアプリケーション名は、Enterprise Bean定義ファイル中の<component-name>に記述されているものになります。

-i IJServer名

 EJBアプリケーションが配備されたIJServerを指定します。

-s EJBコンテナ名

 EJBアプリケーションが配備されたEJBコンテナを指定します。

-M システム名

 拡張システムに対する操作を行う場合は、システム名にiscreatesysコマンドで指定したシステム名を指定します。省略した場合は、デフォルトのシステム名が使用されます。

使用例

ejbdefimport SampleEB -f c:\ejb\deffile.xml
ejbdefimport -f def.xml
ejbdefimport -all c:\ejb

ejbdefimport SampleEB -f /ejb/deffile.xml
ejbdefimport -f def.xml
ejbdefimport -all /ejb

使用例


 “TestIJServer”というIJServerに配備された“NameBean”というEJBアプリケーションに、"c:\ejb\NameBean.xml"というEnterprise Bean定義ファイルで移入する例を以下に記述します。

ejbdefimport NameBean -i TestIJServer -f c:\ejb\NameBean.xml


 “TestIJServer”というIJServerに配備された“NameBean”というEJBアプリケーションのEnterprise Bean定義情報を、"/ejb/NameBean.xml"というEnterprise Bean定義ファイルに移出する例を以下に記述します。

ejbdefimport NameBean -i TestIJServer -f /ejb/NameBean.xml


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