Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第1部 Interstage運用編 | > 第2章 Interstage統合コマンド |
isstop − Interstageの停止
isstop [-M システム名] [-c|-f|-f -s] [-t 停止監視時間]
isstopコマンドは、Interstageを停止します。
本コマンドは、以下のサービスを停止します。
本コマンドの停止対象サービスは、isstatコマンドまたは、Interstage管理コンソールの[システム]>[状態]の“詳細”表示で確認できます。
また、本コマンドの実行により停止するサービスは、指定するオプションにより異なります。強制停止する場合は、-c、-fまたは“-f -s”オプションを指定してください。
以下に、isstopコマンドのオプションを説明します。
コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービスおよびリソース管理プログラムを通常停止します。
また、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、V5.1以前のServletサービス、および、HTMLページ編集サービスを強制停止します。
Interstage HTTP Serverは、Enterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。
HTMLページ編集サービスは、Windows(R)版、Solaris OE版のEnterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。なお、V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
起動サービス強制停止モードです。
コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービスおよびリソース管理プログラムを強制停止します。コンポーネントトランザクションサービスの強制停止にともない、起動中のワークユニットもすべて停止します。トランザクション処理中であっても、データベース連携サービスを強制的に停止します。そのため、強制停止させた後のデータベース連携サービスの再起動時に未解決トランザクションがあった場合にはリカバリ処理が行われます。
また、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、V5.1以前のServletサービス、および、HTMLページ編集サービスを強制停止します。
Interstage HTTP Serverは、Enterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。
HTMLページ編集サービスは、Windows(R)版、Solaris OE版のEnterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。なお、V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
全強制停止モードです。
起動中のワークユニット、リソース管理プログラムおよび、Interstageを構成するすべてのサービス(CORBAサービス、ネーミングサービス/インタフェースリポジトリ、イベントサービス、コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービス、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、V5.1以前のServletサービス、HTMLページ編集サービス、ロードバランスオプション)を強制停止します。
なお、Windows(R)版では、isinitコマンドまたはInterstage運用操作ツールを使用し、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、V5.1以前のServletサービス、HTMLページ編集サービスを初期化していない場合でも、これらのサービスを強制停止します。
Interstage HTTP Serverは、Enterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。
HTMLページ編集サービスは、Windows(R)版、Solaris OE版のEnterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。なお、V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
ロードバランスオプションは、Enterprise Editionのみ対象となります。
全強制停止モードです。
-fオプションと-sオプションを同時に指定した場合には、起動中のワークユニット、リソース管理プログラムおよび、Interstageを構成するすべてのサービス(CORBAサービス、ネーミングサービス/インタフェースリポジトリ、イベントサービス、コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービス、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ、V5.1以前のServletサービス、HTMLページ編集サービス、ロードバランスオプション)を強制停止します。
isinitコマンドまたはInterstage運用操作ツールを使用し、Interstage HTTP Server、InfoProvider Pro、V5.1以前のServletサービス、HTMLページ編集サービスを初期化していない場合、これらのサービスを強制停止しません。
Interstage HTTP Server、HTMLページ編集サービスは、Enterprise EditionおよびStandard Editionのみ対象となります。なお、V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
ロードバランスオプションは、Enterprise Editionのみ対象となります。
以下に、指定オプションに対する各サービスの動作について説明します。
サービス名 |
指定オプション |
||
---|---|---|---|
指定なし |
-c |
-f |
|
CORBAサービス |
× |
× |
○ |
インタフェースリポジトリサービス(標準インタフェース用) |
× |
× |
○ |
インタフェースリポジトリサービス(Valueインタフェース用) |
× |
× |
○ |
ネーミングサービス |
× |
× |
○ |
ロードバランスオプション |
× |
× |
○ |
イベントサービス |
× |
× |
○ |
コンポーネントトランザクションサービス |
○ |
○ |
○ |
Servletサービス |
△ |
△ |
△ |
HTMLページ編集サービス |
△ |
△ |
△ |
Webサーバサービス(InfoProvider Pro) |
△ |
△ |
△ |
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ |
△ |
△ |
△ |
データベース連携サービス |
× |
× |
○ |
Webサーバサービス(Interstage HTTP Server) |
△ |
△ |
△ |
○:停止する
△:Interstage統合コマンド、Interstage管理コンソールまたはInterstage運用操作ツールにより初期化されている場合に停止する
×:停止しない
サービス名 |
指定オプション |
|||
---|---|---|---|---|
指定なし |
-c |
-f -s |
-f |
|
CORBAサービス |
× |
× |
○ |
○ |
インタフェースリポジトリサービス(標準インタフェース用) |
× |
× |
○ |
○ |
インタフェースリポジトリサービス(Valueインタフェース用) |
× |
× |
○ |
○ |
ネーミングサービス |
× |
× |
○ |
○ |
ロードバランスオプション |
× |
× |
○ |
○ |
イベントサービス |
× |
× |
○ |
○ |
コンポーネントトランザクションサービス |
○ |
○ |
○ |
○ |
Servletサービス |
△ |
△ |
△ |
○ |
HTMLページ編集サービス |
△ |
△ |
△ |
○ |
Webサーバサービス(InfoProvider Pro) |
△ |
△ |
△ |
○ |
CORBA/SOAPクライアントゲートウェイ |
△ |
△ |
△ |
○ |
データベース連携サービス |
× |
× |
○ |
○ |
Webサーバサービス(Interstage HTTP Server) |
△ |
△ |
△ |
○ |
○:停止する
△:Interstage統合コマンド、Interstage管理コンソールまたはInterstage運用操作ツールにより初期化されている場合に停止する
×:停止しない
停止監視時間を秒で指定します。指定可能な値は、300〜3600です。本オプションを省略すると、停止監視時間として300秒が設定されます。停止監視時間を超えてもInterstageが停止しない場合には、異常が発生したと見なして調査資料をiscollectinfoコマンドで自動的に採取します。採取が完了すると、is20270メッセージが出力されます。
※1)V6以降ではHTMLページ編集サービスを同梱していませんが、Windows(R)での上書きインストールの場合などは、HTMLページ編集サービスを使用できます。
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