Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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付録G ロードバランス機能のプログラミング

G.1 ロードバランスの運用

 ネーミングサービスと連携して、均一な運用環境での負荷分散を実現する機能を提供しています。
 同じサーバオブジェクト(インタフェースが同一で、同じ機能を提供するオブジェクト)を複数のサーバ上に配置し、このオブジェクトに対してクライアントから要求があった場合には、これらのオブジェクトへの負荷が均等になるように調整してオブジェクトリファレンスを返します。

 ロードバランスでは、ロードバランス対象のオブジェクトの登録方法により以下の2とおりの運用があります。

固定登録する場合

 ロードバランス対象のオブジェクトを、システム環境構築時に1回だけ登録します。ロードバランス運用の対象となるオブジェクトが固定である場合に使用します。

サーバオブジェクトの起動時に毎回登録する場合

 ロードバランス対象のオブジェクトを、サーバオブジェクトの起動時に毎回登録します。ロードバランス運用の対象となるオブジェクトが可変である場合に使用します。


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