Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第11章 CORBAアプリケーションの高度な使い方> 11.5 スレッドモード・プロセスモードのアプリケーション

11.5.2 サーバ・クライアント同時実装時の注意事項

アプリケーションのモードについて

 アプリケーションにサーバ機能とクライアント機能を同時に実装する場合、アプリケーションのモードであるスレッドモードとプロセスモードの結合はできないため、どちらか一方の形態となります。アプリケーションのモードでの組合せは、下図のように2種類になります。

スレッド版ライブラリ

/opt/FSUNod/lib/libOM.so

クライアント、サーバ共にスレッドライブラリを使用するCOREライブラリ

/opt/FJSVod/lib/libOM.so

プロセス版ライブラリ

/opt/FSUNod/lib/nt/libOM.so

クライアント、サーバ共にスレッドライブラリを使用しないCOREライブラリ

/opt/FJSVod/lib/nt/libOM.so

関数名の重複(スタブ・スケルトン)について

 アプリケーションにサーバ機能とクライアント機能を同時に実装する場合、同一の関数名がスタブ・スケルトンに生成されることがあります。これらを結合すると二重定義となるので、IDLファイル(スタブ・スケルトン)の作成には注意する必要があります。


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