Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBAサービス編)
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第1章 CORBAアプリケーションの基礎知識> 1.2 CORBAサービスの運用形態

1.2.1 クライアントの運用形態

 クライアントの運用には、以下の2つの形態があります。Java言語のみ、プレインストール/Portable-ORBを選択して運用することができます。

プレインストール型(すべての開発言語で使用可能)

 あらかじめクライアントマシンにクライアントランタイム(CORBAサービスクライアント)をインストールして、運用する形態です。プレインストール型は、すでにクライアントマシンにインストールされているため、実行時にクライアントランタイムをダウンロードするための時間はかかりません。

Portable-ORB(Java言語のみ使用可能)

 あらかじめサーバマシンにクライアントランタイム(Portable-ORB)をインストールして、実行時にサーバマシン(Webサーバ)からアプレットとともにクライアントランタイム(Portable-ORB)をダウンロードして、運用する形態です。Portable-ORBは、個々のクライアント端末に事前にJavaランタイムをインストールする必要がないため、クライアントの運用・保守コストを削減することができます。


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