InfoDirectory使用手引書 |
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このファイルではオブジェクトクラスをどのように扱うか、オブジェクトクラスの中でどの属性に着目するか、どの属性を更新可能とするか、属性はどの順番で表示するかを定義します。【記述形式】
以下に記述形式を示します。
[オブジェクトクラス名]
属性名 フォーマット
属性名 フォーマット
・・・
属性名 フォーマット【オブジェクトクラスの定義】
オブジェクトクラス名は、後ろに復帰改行がある“[]”(角カッコ)内に記述します。
【属性の定義】
属性は属性名とその属性値のフォーマットを記述します。指定できるフォーマットを以下に示します。
表: フォーマット
フォーマット
Token
説明
DEFAULT
0
テキスト
MULTILINE
1
テキストの行を区切る(たとえばpostal address)
DN
2
別のDITエントリにハイパーテキストリンクを提供するDN(たとえばsee also)
3
rfc822 mailbox(可能な場合、メールアプリケーションへリンクします)
DATE
4
データフォーマット
URL
5
タグ付URL形式
JPEG
6
JPEGイメージ
AUDIO
7
Sun Audioフォーマット
RAWHTML
8
直さずに示されるHTML
USERPASSWORD
9
更新可能なユーザパスワード
なお、フォーマットは省略することができます。その場合、DEFAULTとなります。
【オブジェクトクラスと属性の共通定義】
更新可能なオブジェクトクラスおよび属性の前には“!”(感嘆符)を記述します。参照可能なオブジェクトクラスおよび属性の前には“*”(アスタリスク)を記述します。コメント行は行の先頭に“#”(シャープ)を指定します。また、空白行は無視されます。
定義上の注意
オブジェクトクラスを拡張する場合、付録のサポートオブジェクトクラスを参照し、サポートしているオブジェクトクラスを指定してください。属性を拡張する場合、付録のサポート属性を参照し、サポートしている属性を指定してください。
オブジェクトクラス名は後ろに復帰改行がある“[]”(角カッコ)内に記述してください。同じ属性を共有する、異なるオブジェクトクラスを同じ“[]”(角カッコ)内に記述する場合、それぞれ“,”(カンマ)で区切ってください。
更新と参照を行いたい場合、“*”(アスタリスク)と“!”(感嘆符)を両方指定してください。なお、設定する順番は関係ありません。
何もマークがついていない属性は、全属性表示が選択された場合にのみ表示されます。
オブジェクトクラスは定義された順番に(ファイルの上から下へ)検索され、順番に表示されます。
同じ属性が複数のオブジェクトクラスに存在している場合、同じ属性が複数表示されるので注意が必要です。
定義例
以下にオブジェクトクラスがpersonの場合の定義例を示します。
[!*person]
!*CN
!*surname
!*description
!*seeAlso 2
!*telephoneNumber
!userPassword 9
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