InfoDirectory使用手引書

4.5.5.3 [配布パラメタ]ダイアログ

　[配布パラメタ]ダイアログでは、DSAの配布パラメタ属性の各要素を変更できます。

注意事項

　ここで変更した値は、[適用]ボタンを押すことで反映されます。

[図: [配布パラメタ]ダイアログ]

[表: [配布パラメタ]ダイアログの設定項目]

項目	概要
デフォルトクレデンシャルポリシー	接続先DSAからのBINDに対するデフォルト認証ポリシーを以下の方法から指定します。 [認証なし] 　DSAは接続先のDSAからバインド操作をクレデンシャルなしのみ受付けます。 [名前のみ] 　DSAは、接続先のDSAからバインド操作をパスワードなしの名前のみ受付けます。 [名前とパスワード] 　DSAは、接続先のDSAからバインド操作をパスワードありの名前のみ受付けます。 [名前は必須] 　DSAは、接続先のDSAからバインド操作を名前もしくはパスワードありの名前を受付けます。パスワードが設定されていた場合、パスワードをチェックします。 [パスワードチェック] 　DSAは、接続先のDSAからバインド操作をクレデンシャルなし、名前もしくはパスワードありの名前を受付けます。パスワードが設定されていた場合、パスワードをチェックします。 [認証を無視] 　接続先のDSAから指定されたクレデンシャルを無視します。
チェイニングとリフェラル	サブオーディネイトリファレンスが設定されているエントリ配下に対して、検索要求などが通知された場合、DSAとしてどのように動作するのか設定します。 [常にチェイニング] 　常にチェイニング先のDSAに問い合わせを行って、その結果をクライアントに通知します。 [デフォルトでチェイニング] 　デフォルトは、チェイニング先のDSAに問い合わせを行って、その結果をクライアントに通知します。チェイニング先DSAに接続できない場合、リフェラル情報をクライアントに通知します。 [関連があればチェイニング] 　すでにチェイニング先のDSA間でセションが確立されていれば、チェイニング先のDSAから情報を取得して、その結果をクライアントに通知します。セションが確立されていなければDSAはリフェラル情報をクライアントに通知します。 [常にリフェラル] 　常にリフェラル情報をクライアントに通知します。
ローカル説明	DSAが扱う配布操作を選択できます。 [このDSA] 　DSAの範囲内で配布操作を処理します。 [ローカルDSA] 　未サポート。
ルートリスト／検索可	LDAPクライアントがDSAに対して検索する場合、「検索ベースなし」の検索を許可するかどうかを設定します。「検索ベースなし」の検索を許可しない場合、チェックボックスをOFFにします。デフォルトは、ONです。
[適用]ボタン	配布パラメタの変更を反映します。
[キャンセル]ボタン	[サーバ管理]ウィンドウを終了します。
[ヘルプ]ボタン	[サーバ管理]ウィンドウのヘルプが表示されます。