InfoDirectory使用手引書
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第2部 管理ツール編> 第4章 機能> 4.5 サーバ管理> 4.5.3 [サーバパラメタ]タブ

4.5.3.1 [プロセス設定]ダイアログ

 [プロセス設定]ダイアログでは、起動するプロセスのタイプや数を追加、変更および削除します。

[図: [プロセス設定]ダイアログ]

[表: [プロセス設定] ダイアログの項目]

項目

概要

プロセス

[有効なプロセス]に追加するプロセスタイプを選択します。デフォルトでは以下のプロセスが設定されます。

  • [DSAマスタプロセス]
  • [DSAスレーブプロセス]
  • [コミュニケーションプロセス]
  • [LDAP v2プロセス]
  • [LDAP v3プロセス]

※ 上記プロセスは必須なので、削除しないでください。

[ (追加)]ボタン

選択されたプロセスタイプを[有効なプロセス]に追加します。

[プロパティ]ボタン

[有効なプロセス]一覧で選択されたプロセスタイプの、プロパティ設定用のダイアログを起動します。有効なプロセスのプロパティは、必ず内容を確認し使用する環境に合ったパラメタを入力してください。なお、このダイアログには、以下の4種類があります。

[削除]ボタン

プロセスリストからプロセスタイプを取消します。

[OK]ボタン

指定されたプロセス設定を行い、このダイアログを終了します。

[キャンセル]ボタン

設定を反映しないで、このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプが表示されます。

4.5.3.1.1 [プロセスの詳細設定]ダイアロ

 このダイアログでは、特定のプロセスの数やそのパラメタ、タイプ等を指定します。

[図: [プロセスの詳細設定]ダイアログ]

[表: [プロセスの詳細設定]ダイアログの設定項目]

項目

概要

プロセス

プロセスタイプが表示されます。

引数

プロセスのパラメタを指定します。
※ 通常は設定する必要がありません。このフィールドを使用する場合は、技術員にお問合わせください。

プロセス数

選択したプロセスのプロセス数を指定します。
指定範囲は、1〜255です。

エラー処理

選択したプロセスでエラーが発生した後の動作を選択します。
選択項目内容:

  • デフォルトのスケジュール処理
    プロセスがなんらかの原因で終了した場合、その状態をチェックし、リスタート可能な状態の場合のみ、リスタートする処理です。
  • すべてのプロセスの再起動
  • すべてのプロセスの終了
  • プロセスの再起動
  • プロセスの終了

トレース

トレースを実行するプロセスのバージョンを使用する場合、このチェックボックスをONにします。ONにすることで、[有効なプロセス]一覧のプロセス名に"t"オプションが付加されます。
デフォルト値は、OFFです。

[OK]ボタン

指定したプロセスの設定を保存して、このダイアログを終了します。

[キャンセル]ボタン

プロセス設定を保存しないで、このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプが表示されます。

4.5.3.1.2 [LDAPプロセスの詳細設定]ダイアロ

 [LDAPプロセスの詳細設定]ダイアログは、[プロセス設定]ダイアログで定義されたLDAPプロセスのためのエントリを構成します。

[図: [LDAPプロセスの詳細設定]ダイアログ]

[表: [LDAPプロセスの詳細設定]ダイアログの設定項目]

項目

概要

エラー処理

LDAPプロセスにおけるエラー発生後のInfoDirectoryの動作を指定します。

デフォルト値は、「プロセスの再起動」です。
選択項目内容:

  • デフォルトのスケジュール処理
    プロセスがなんらかの原因で終了した場合、その状態をチェックし、リスタート可能な状態の場合のみ、リスタートする処理です。
  • すべてのプロセスを再起動する
  • プロセスを再起動する
  • すべてのプロセスを停止する
  • プロセスを停止する

ポート番号

LDAPプロセスが使用するポート番号を指定します。
デフォルト値は、389です。SSL利用時は、デフォルト値が389の場合のみ、636が適用されます。

DSA作成後にこのポート番号を変更する場合、管理ツールクライアント [ログイン]ダイアログから[DSA選択]ウィンドウを起動し、ポートを変更したDSAのアイコンを選択し、[ログイン情報]ダイアログの[ポート]を変更してください。

LDAP(v2/v3)プロセス数

使用するLDAPプロセス数を指定します。各々のLDAPプロセスは最大100クライアントをサポートします。
デフォルト値は、2です。

[OK]ボタン

指定されたLDAPプロセスの設定を保存して、このダイアログを終了します。

[キャンセル]ボタン

LDAPプロセス設定を保存しないで、このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプが表示されます

4.5.3.1.3 [Webプロセスの詳細設定]ダイアロ

 [Webプロセスの詳細設定]ダイアログは、[プロセス設定]ダイアログで定義されたプロセス情報を設定します。このプロセスはInfoDirectory Webコネクタで使用します。

[図: [Webプロセスの詳細設定]ダイアログ]

[表: [Webプロセスの詳細設定]ダイアログの設定項目]

項目

概要

エラー処理

InfoDirectoryがWebプロセスでエラーになった時の処理を指定します。
デフォルト値は、「プロセスの再起動」です。

選択項目内容:

  • デフォルトのスケジュール処理
    プロセスがなんらかの原因で終了した場合、その状態をチェックし、リスタート可能な状態の場合のみ、リスタートする処理です。
  • すべてのプロセスを再起動する
  • プロセスを再起動する
  • すべてのプロセスを停止する
  • プロセスを停止する

LDAPサーバ

DSAのホストIPアドレスまたはホスト名を指定します。
※ クライアントとDSAが同じマシンの場合は、省略可能です。

LDAPポート

DSAのポートを指定(0以上)します。
デフォルト値は、389です。
[LDAPプロセスの詳細設定]ダイアログの[ポート番号]に設定されている番号を指定してください。

リスニングポート

Webコネクタが使用するポート番号(0以上)を指定します。
デフォルト値は、6666です。
※ このポートは、WebブラウザからWebコネクタに接続するときに使用します。

ベースDN

最初にWebコネクタに入るときのトップエントリのDNを指定します。
デフォルト値は、"c=jp"です。

[OK]ボタン

[Webプロセスの詳細設定]を保存して、このダイアログを終了します。

[キャンセル]ボタン

[Webプロセスの詳細設定]を保存しないで、このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプが表示されます。

4.5.3.1.4 [同期プロセスの詳細設定]ダイアロ

 [同期プロセスの詳細設定]ダイアログは、同期プロセスのための引数と数を指定します。

[図: [同期プロセスの詳細設定]ダイアログ]

[表: [同期プロセスの詳細設定]ダイアログの設定項目]

項目

概要

プロセス

[同期プロセス]が表示されます。

プロセス数

同期プロセスのプロセス数を指定します。
指定範囲は、1〜255です。

IPCトレース数

IPCトレースの数を指定します。
0を指定した場合、IPCトレースは無効になります。

[OK]ボタン

[同期プロセスの詳細設定] を保存して、このダイアログを終了します。

[キャンセル]ボタン

[同期プロセスの詳細設定] を保存しないで、このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプが表示されます。


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