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第2部 管理ツール編> 第4章 機能> 4.3 エントリ管理> 4.3.9 オプション機能

4.3.9.2 [オプション]ダイアログ

 表示オプションと通信オプションを設定するダイアログです。

 [オプション]ダイアログを起動するには、[オプション]メニューから[表示オプション]または[通信オプション]を選択します。選択したオプションのタブが手前に表示されます。

[表: [オプション]ダイアログの設定項目]

項目

概要

[表示オプション]タブ

[表示オプション]タブに切り替えます。

[通信オプション]タブ

[通信オプション]タブに切り替えます。

[OK]ボタン

変更したオプション値の設定を反映します。設定に誤りがあるとメッセージダイアログが表示されます。

[閉じる]ボタン

オプション値を適用せずに[オプション]ダイアログを閉じます。

[ヘルプ]ボタン

ヘルプを表示します。

 

4.3.9.2.1 [表示オプション]タブ

 表示系のオプション設定を行います。

[図: [表示オプション]タブ]

[表: [表示オプション]タブの設定項目]

項目

概要

[詳細表示モードで表示する属性]

[一覧表示域]の表示モードの「詳細一覧表示モード」で表示する属性を、右側のプルダウンメニューから選択します。属性は複数指定可能です。プルダウンリストから「属性一覧から選択」を選択すると、[属性選択]ダイアログから指定できます。[削除]ボタンを押すと指定してある属性を後ろから1つ削除します。

[アイコン表示]

[ツリー表示域]や[一覧表示域]で使用するアイコンの有無を指定します。デフォルトは「使用する」です。

[ダブルクリック時の動作]

メインウィンドウの[一覧表示域]のエントリをダブルクリックしたときの動作を指定します。

  • 「一階層下のエントリを検索して表示」:
    ダブルクリックしたエントリを展開(一階層下を検索)して、1つ下の階層に移動します。
  • 「プロパティダイアログを開く」:
    ダブルクリックしたエントリを対象に各種プロパティダイアログを開きます。

デフォルトは「一階層下のエントリを検索して表示」です。

[スキーマ日本語表示]

画面で表示されるオブジェクトクラス名や属性名を日本語で表示するかどうか指定します。デフォルトは「行う」です。

 

4.3.9.2.2 [通信オプション]タブ

 DSAとのLDAP通信に関するオプション設定を行います。

[図: [通信オプション]タブ]

[表: [通信オプション]タブの設定項目]

項目

概要

[別名(エイリアス)を間接参照する方法]

検索操作中に別名(エイリアス)を間接参照する方法を以下の4つから指定します。

  • 常に参照解決を行う:
    常に別名を間接参照します。
  • 参照解決を行わない:
    別名を間接参照しません。
  • 名前解決中だけ別名の参照解決を行う:
    ターゲットエントリの位置の検出中だけ別名を間接参照します。
  • 名前解決完了後に別名の参照解決を行う:
    ターゲットエントリの位置検出後に別名を間接参照します。

デフォルトは「名前解決中だけ別名の参照解決を行う」です。

[バイナリ属性一覧]

プロバイダの拡張したバイナリ属性(非文字列属性)の組込みリストを表示します。ここで指定した属性は、文字列ではなくバイナリデータとして返されます。

[変名操作前のRDNを削除する]

[エントリ変名]ダイアログによる変名処理時に変更前のRDNをエントリから削除する場合に選択します。変名操作時に変更前のRDNを保持したい場合は選択しません。デフォルトは選択されています。

[バッチサイズ] ※

サーバから返される検索結果のバッチサイズを指定します。指定するバッチサイズを入力またはプルダウンリストから選択します。これは、返される検索件数には影響しません。LDAPプロトコルレベルで項目のバッチ処理または読み取りが行われる方法だけに影響を与えます。デフォルトは「無制限」です。

[ページングを使用する] ※

検索操作の際にページング処理によって結果を取得する場合に選択します。ページング処理を利用せずに、結果を一括して取得する場合は選択しません。デフォルトは選択されています。

[ページサイズ]

上記の設定「ページングを使用する」が選択されている場合に、ページング処理での設定値ページサイズを指定します。入力またはプルダウンリストから選択します。入力範囲は1〜2147483647です。

[ソートを使用する] ※

検索処理において、指定した属性でソートされた結果を受け取りたい場合に選択します。デフォルトは選択されていません。

[ソートキー]

上記の設定「ソートを使用する」が選択されている場合に、ソートしたいキー(属性名)を右側のプルダウンリストから選択します。複数選択可能です。プルダウンリストにない属性名はリストの「属性一覧から選択」を選び、[属性選択]ダイアログから選択します。また、[削除]ボタンを押すことで、指定されている属性名を1つ削除します。

[JNDI-SSLログを採取する]

DSAとSSL通信を行うとき、JNDI-SSLログを採取する場合に選択します。

[JNDI-トレースを有効にする]

DSAとのLDAP通信でJNDI-トレースを採取する場合に指定します。

※ [ページングを使用する]を選択したときは、[バッチサイズ]と[ソートを使用する]は指定できません。まは、[ソートを使用する]を選択したときは、[ページングを使用する]は指定できません。


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