InfoDirectory使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 管理ツール編> 第4章 機能> 4.3 エントリ管理> 4.3.2 エントリ登録

4.3.2.6 [エントリ登録]ダイアログ

 [エントリ登録]ダイアログでは、新規に組織、組織単位、地域、グループ、ユーザ以外のエントリを登録します。

 管理ツールで、[ツリー表示域]に表示される組織ツリーから、エントリを選択します。
選択されたエントリ配下に目的のエントリが登録されます。エントリ選択後、以下のいずれかを行うことにより、[エントリ登録]ダイアログが表示されます。

 各タブの操作については以下を選択してください。

4.3.2.6.1 [一般]タブ

 [一般]タブでは、エントリの必須属性を設定します。
オブジェクトクラスを選択した後の動作は、他の登録ダイアログと同じです。
画面上に(*)が付いている属性名は必須属性であることを示し、必ず入力しなければなりません。
設定方法は「共通操作」を参照してください。

[図: [エントリ登録]の[一般]タブ]

[表: [エントリ登録]の[一般]タブ設定項目]

項目

必須/
オプション

概要

カテゴリ

オブジェクトクラスのカテゴリを指定し、表示するオブジェクトクラスをフィルタリングすることができます。
カテゴリには、DSA作成時に設定されるものと、ユーザがスキーマ拡張を行ったときに追加されたものが表示されます。

構造オブジェクトクラス一覧

必須

スキーマ定義のオブジェクトクラス情報を表示します。
この一覧パネルには、ネームバインド定義で作成可能な構造オブジェクトクラスが表示されています。
エントリを作成する場合、この中の1を選択します。複数選択はできません。 オブジェクトクラスが選択されると、右側中央の属性一覧に設定可能な属性が設定されます。
また、補助オブジェクトクラスn個と組み合わせてエントリを作成することも可能です。
現在のネームバインドの定義は、ネームバインド制御を起動して確認、変更を行うことができます。

エントリ名

ツリーに表示するこのエントリの名前を表示します。RDN設定ダイアログで指定した属性に値の入力を行うと、エントリ名に反映されます。
エントリをエリアス(alias)オブジェクトクラスを指定して作成する場合、エリアスはRDNに設定可能な属性を持っていないため、自動的にエントリ名には反映されません。そのかわり、エントリ名の表示される部分が入力可能となるので直接入力します。エントリ名の属性名部分にはバイナリ属性を除くすべての属性が使用可能です。付録の属性一覧を参照してください。
例)エントリ名:description=tarou fujitsu

[設定]ボタン

[エントリ名にもちいる属性にデフォルトの設定を使用しない]にチェックを付けると有効になります。属性名と属性値を選択し、[設定]ボタンを押すとRDN名に設定することができます。

[クリア]ボタン

RDN名に設定されている情報をクリアします。

属性

必須

必須属性のリストが表示されます。各属性についてすべて入力してください。

属性値

必須

属性を選択すると、その属性のシンタックスに応じた入力パネルが表示されます。詳しくは共通操作を参照してください。

値が設定されていないオプション属性はリストから除く。

オプション

このチェックを有効にすると、必須属性と値が設定されている属性のみを属性リストに表示します。

エントリ名にもちいる属性にデフォルトの設定を使用しない。

オプション

このチェックを有効にすると、エントリ名に指定できる属性を変更することができます。
指定できる属性名を確認するには、ネームバインド制御を起動してください。

[OK]ボタン

組織エントリをDSAに登録し、このダイアログを終了します。

[適用]ボタン

組織エントリをDSAに登録します。

[キャンセル]ボタン

このダイアログを終了します。

[ヘルプ]ボタン

このダイアログのヘルプを表示します。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005