InfoDirectory使用手引書 |
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第1部 ディレクトリサービス編 | > 第2章 機能 | > 2.2 サーバ機能 | > 2.2.11 バックアップ/リストア |
DSA資源はデータサイズが大きいとバックアップ/リストアの所要時間が多くなり復旧が遅くなる場合があります。運用前に、どれだけ時間がかかるのか考慮しておく必要があります。
DSAデータベース資源だけの復旧であれば、DSA資源すべてバックアップするよりデータサイズが小さいので復旧時間を短くすることができます。
アップデートログは、DSAデータベースに対して更新操作を行うとファイルサイズが増加しますので定期的に削除するようにしてください。
アップデートログを削除する場合、バックアップしたDSAデータベースの中で、一番初めにバックアップした日付を確認してください。アップデートログを削除すると、一番初めにバックアップした日付より前のアップデートログが削除されます。
これ以外に削除したい場合、まず、バックアップしたDSAデータベースを削除する必要があります。その後、アップデートログを削除してください。
なお、アップデートログは管理ツールを使用して削除してください。ほかの方法で削除した場合、DSAの起動ができなくなりますので十分に注意してください。この場合、DSAを再作成する必要があります。運用形態によるアップデートログの削除時の注意事項
- シャドウイングを使用しない形態
不要なバックアップDSAデータベースを削除後、アップデートログを削除することができます。
- シャドウイングを使用する形態
[管理ツール]ウィンドウの[サーバツール]メニュー → [サーバ管理]ウィンドウ → [データベース]タブ → [シャドウ契約一覧]ダイアログ → [シャドウ契約一覧]の“前回のアップデート”をチェックして、その日より以前にアップデートしたアップデートログファイルを削除することができます。
もし、運用中誤って“前回のアップデート”より以降で必要なアップデートログを削除するとシャドウイングできなくなります。この場合、トータルリフレッシュすることで回避してください。
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