InfoDirectory使用手引書
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第1部 ディレクトリサービス編> 第2章 機能> 2.2 サーバ機能> 2.2.4 SSL

2.2.4.1 サーバ認証とクライアント認証

 SSLには、サーバ認(SSLバージョン2.0 からサポート)とクライアント認(SSL バージョン3.0 からサポート)の2つの方法があります。

 サーバ認証(以下、V2と示す)は、クライアント側で通信するInfoDirectoryサーバの身元が正しいかどうか確認後、データを暗号化し通信する方式です。

 クライアント認証(以下、V3と示す)はサーバ認証後、InfoDirectoryサーバ側で通信するクライアント側の身元が正しいかどうかを確認し、データを暗号化し通信する方式です。

 SSL通信を使用したい場合は、InfoDirectoryサーバが使用するサーバ認証用の証明書を証明書発行局から発行し、InfoDirectoryサーバにセットアップしておく必要があります。また、クライント認証を行いたい場合は、利用者用の証明書を証明書発行局から発行してもらい、利用者のマシン上にセットアップしておく必要があります。なお、InfoDirectoryサーバの証明書発行局にはSystemwalker PkiMGR CAを使用します。


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