InfoDirectory使用手引書
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第1部 ディレクトリサービス編> 第1章 概要

1.1 InfoDirectoryとは

 InfoDirectoryは、OSI標準の1つとして規定され、ITU-T(国際電子電話諮問委員会)とISOによって制定された国際勧告/国際規格であるX.500ならび、インターネット標準であるLDAP V3準拠のディレクトリサーです。

 サーバ〜クライアント間をLDAP、サーバ〜サーバ間をX.500で規定されているDSPDISPによってディレクト情報の連携や複製を行います。サーバ〜クライアント間のDAPは未サポートです。

 ディレクトリサーバは電子電話帳としての使い方はもとより、エンタープライズ規模の大規模ネットワーク構成においても、ネットワーク内の利用者や資源を一括/集中管理することができます。

 今までアプリケーションがおのおの独自に管理していた情報も、ディレクトリを利用することで情報を共有することができます。


下へ1.1.1 InfoDirectory利用による効果
下へ1.1.2 InfoDirectoryの特色
下へ1.1.3 InfoDirectoryの機能

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