Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.4 ログ

4.4.2 アクセスログの設定方法

 アクセスログの設定手順を説明します。

◆リポジトリを新規作成する時に同時に設定する場合

  1. Interstage管理コンソールを起動します。
  2. [システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[新規作成]タブ(管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ]の[新規作成]タブ)で、リポジトリを作成します。
  3. 詳細設定 [表示]をクリックして表示します。
  4. [アクセスログ定義]で[出力レベル]、[格納先]、 [ローテーションタイプ]を指定します。
    必要に応じて[サイズ]、[世代管理数]を指定します。

◆稼働中のリポジトリサーバのアクセスログ設定を変更する場合

  1. Interstage管理コンソールを起動します。
  2. リポジトリを停止します。
  3. リポジトリの設定を変更します。
  4. 詳細設定 [表示]をクリックして表示します。
  5. [アクセスログ定義]で[出力レベル]、[格納先]、 [ローテーションタイプ]を指定します。
    必要に応じて[サイズ]、[世代管理数]を指定します。
  6. リポジトリを起動します。

 Interstage管理コンソールの操作方法についての詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

アクセスログの出力レベル

 クライアントからの、すべてのアクセス履歴をアクセスログに出力する場合、膨大なディスク容量が必要となります。このような問題に対処するため、アクセスログを出力する事象を[出力レベル]で変更することができます。

 [出力レベル]には以下の組み合わせを指定することができます。

アクセスログの格納先

 アクセスログは、標準では以下のディレクトリ配下に作成されます。

C:\Interstage\IREP\var\<リポジトリ名>\log

/var/opt/FJSVirep/<リポジトリ名>/log

 アクセスログのファイル名の生成規則は以下のとおりです。

  access_YYYYMMDD_XXXXX

   YYYY:アクセスログを出力した西暦年
   MM :アクセスログを出力した月
   DD :アクセスログを出力した日
   XXXXX:Smart Repositoryの管理名(内容、桁数ともに可変)

出力例
 アクセスログが2003年4月1日に出力された場合

access_20030401_81600

アクセスログのローテーション

 アクセスログを、ローテーションとして分割することができます。
 [ローテーションタイプ]として以下の種類を選択できます。

ローテーションタイプ

意味

サイズ

指定されたサイズごとにファイルを分割します。

月が変わる単位にファイルを分割します。ただし、1ファイルサイズの上限に達した場合は、自動的に分割されます。

日が変わる単位にファイルを分割します。ただし、1ファイルサイズの上限に達した場合は、自動的に分割されます。

 また、アクセスログの[ローテーションタイプ]以外に、[サイズ]、および[世代管理数]が指定できます。
 [サイズ]は、アクセスログの1ファイルあたりのサイズを、Mバイト単位で指定します。
 [世代管理数]は、ファイルを残す世代数を指定します。


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