Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.3 チューニング

4.3.1 検索要求あたりのリポジトリの占有時間の制限

 リポジトリに大量のエントリデータが登録されているような環境において、クライアントプログラムからの検索要求によってリポジトリが長時間占有され、Smart Repository自体のレスポンスが低下する場合があります。このような場合は、リポジトリの環境設定を変更し、検索要求あたりのリポジトリの占有時間を制限することでレスポンスの低下を防ぐことができます。

 検索要求あたりのリポジトリの占有時間を制限する場合は、Interstage管理コンソールを使用して、以下の手順で環境設定を変更してください。

  1. Interstage管理コンソールを起動します。
  2. 設定を変更するリポジトリが起動中であれば停止します。
  3. [システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面(管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面)で、設定を変更するリポジトリを選択します。
  4. [詳細設定]をクリックして表示します。
  5. [検索タイムアウト時間]で、検索要求あたりの検索処理時間を指定します。
  6. 設定を変更したリポジトリを起動します。

 [検索タイムアウト時間]で指定できる範囲については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。


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