Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.5 認可に関する操作

4.5.1 ロール定義の変更、追加

 組織変更などにより、ロール定義の変更、追加が必要になることがあります。

 ロール定義の変更、追加は、以下の手順で行います。

 まず、SSO管理者が以下の手順でSSOリポジトリ、およびリポジトリサーバの操作を行います。

  1. SSOリポジトリのロール定義を変更、または追加します。
  2. 必要に応じて、保護リソースのパス定義にロールを変更、または追加します。
  3. 必要に応じて、ユーザのエントリにロールを変更、または追加します。
  4. リポジトリサーバにてロール情報を取り出し、キャッシュを更新します。
    Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [ロール情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてください。
    なお、リポジトリサーバ(更新系)とリポジトリサーバ(参照系)にて運用している場合には、両サーバ上で更新を行ってください。
  5. 業務サーバ管理者にアクセス制御情報の更新を依頼します。

 次に、業務サーバ管理者が業務サーバの操作を行います。(注1)

  1. 業務サーバにてアクセス制御情報の更新を行います。
    Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [アクセス制御情報の更新]タブの[更新]ボタンをクリックしてアクセス制御情報を更新します。

注1)業務サーバの環境設定の[アクセス制御情報の更新]が“業務サーバの起動時に行う”に設定されている場合は、業務サーバが起動しているときだけ、この操作が必要です。また、“必要時に手動で行う”に設定されている場合は、業務サーバ起動中/停止中に関わらずこの操作が必要です。
 「アクセス制御情報の更新」の設定については、“アクセス制御情報の更新”を参照してください。

 なお、SSOリポジトリのロールについては、“ロール定義のエントリ”を参照してください。


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