Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.3 環境設定の変更

4.3.2 Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項


 Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項を説明します。

 [Webサーバの実効ユーザ名の設定箇所]に指定した実効ユーザ名を変更する場合は、必ず[実効ユーザ変更時の対応]にしたがってください。

■リポジトリサーバのWebサーバ(Interstage HTTP Server)の実効ユーザを変更する場合

[Webサーバの実効ユーザ名の設定箇所]

 Interstage HTTP Serverの実効ユーザ名は、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブで設定できます。

[実効ユーザ変更時の対応]

 Webサーバの実効ユーザ変更後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■認証サーバのWebサーバ(Interstage HTTP Server)の実効ユーザを変更する場合

[Webサーバの実効ユーザ名の設定箇所]

 Interstage HTTP Serverの実効ユーザ名は、Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブで設定できます。

[実効ユーザ変更時の対応]

 Webサーバの実効ユーザ変更後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。

■業務サーバのWebサーバの実効ユーザを変更する場合

[Webサーバの実効ユーザ名の設定箇所]

[実効ユーザ変更時の対応]


 1台のマシンで複数の業務サーバを運用している場合は、以下のように設定してください。

 たとえば、各Webサーバの定義ファイルに設定する実効ユーザとInterstage管理コンソールでの設定の関係は以下のようになります。

Webサーバ

Webサーバの実効ユーザ

Interstage管理コンソールでの設定

Interstage HTTP Server

nobody

設定不可
(左記の値が自動的に設定されます。)

InfoProvider Pro

root

nobody

Sun ONE Web Server Enterprise Edition

nobody

nobody


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