Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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4.1.3 業務サーバの起動
業務サーバの起動方法は、業務サーバが動作するWebサーバにより異なります。以下に業務サーバとして使用しているWebサーバごとの起動方法を示します。
なお、業務サーバが正常に起動した場合は、システムのログに情報を出力します。また、業務サーバを運用する場合には、リポジトリサーバ、認証サーバが正常に起動している必要があります。
- Interstage HTTP Serverを使用している場合
業務サーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールを使用して起動します。
Interstage HTTP Serverを起動することにより業務サーバは起動します。Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ:状態]画面からInterstage HTTP Serverを起動してください。
Interstage管理コンソールの起動については“Interstage 運用ガイド”を、Interstage管理コンソールの画面操作については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
Interstage HTTP Serverの詳細な起動方法については、“Webサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)”を参照してください。

- InfoProvider Proを使用している場合
InfoProvider Proを起動することにより業務サーバは起動します。InfoProvider Proは、ippstartコマンドを実行することにより起動します。
InfoProvider Proの詳細な起動方法については、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。
- Microsoft(R) Internet Information Services 5.0を使用している場合
Microsoft(R) Internet Information Servicesを起動することにより業務サーバは起動します。Microsoft(R) Internet Information Servicesは、「サービス」の“World Wide Web Publishing Service”の“開始”を選択することにより起動します。
Microsoft(R) Internet Information Services 5.0の詳細な起動方法については、Microsoft(R) のオンラインヘルプを参照してください。
- Microsoft(R) Internet Information Services 6.0を使用している場合
Microsoft(R) Internet Information Servicesを起動した後、WebブラウザからWebサーバにアクセスすることにより業務サーバは起動します。Microsoft(R) Internet Information Servicesは、「サービス」の“World Wide Web Publishing Service”の“開始”を選択することにより起動します。
Microsoft(R) Internet Information Services 6.0の詳細な起動方法については、Microsoft(R)のオンラインヘルプを参照してください。

- InfoProvider Proを使用している場合
InfoProvider Proを起動することにより業務サーバは起動します。InfoProvider Proは、ippstartコマンドを実行することにより起動します。
InfoProvider Proの詳細な起動方法については、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。
- Sun ONE Web Serverを使用している場合
Sun ONE Web Serverを起動することにより業務サーバは起動します。Sun ONE Web Serverは、“start”シェルを実行することにより起動します。
Sun ONE Web Serverの詳細な起動方法については、“NSAPI Programmer's Guide for Sun ONE Web Server”を参照してください。

- 業務サーバのアクセスログファイルの初期化に失敗した場合、業務サーバが動作するWebサーバが起動されない場合があります。Webサーバが起動されない場合は、システムのログに出力されるssoで始まるメッセージ内容を確認し要因を取り除いてください。メッセージの詳細については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照してください。
- 業務サーバの起動時にアクセス制御情報の更新を行う設定になっている場合には、業務サーバを起動する前にリポジトリサーバを起動してください。アクセス制御情報の更新については、“アクセス制御情報の更新”を参照してください。
- 業務サーバを起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証・認可が行われることを確認してください。認証・認可が正しく行われない場合は、業務サーバの環境に誤りがある可能性があります。システムのログに出力されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いてください。メッセージの詳細については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照してください。
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