Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第5部 JMS編> 第21章 JMSアプリケーションの開発> 21.2 作成方法

21.2.10 メッセージセレクタ機能

 メッセージセレクタ機能を使用するには、以下のようにアプリケーションを作成する必要があります。

(1)送信アプリケーション

 送信アプリケーションは、メッセージの作成時にメッセージセレクタの対象となるプロパティ値を指定します。

例:メッセージにプロパティ名"NAME"でプロパティ値"FUJITSU"を設定する場合

String name = "FUJITSU";
message.setStringProperty("NAME", name);

(2)受信アプリケーション

 受信アプリケーションは、Subscriberの作成時、Durable Subscriberの作成時、Receiverの作成時、またはBrowserの作成時にパラメタとしてメッセージセレクタ文を指定します。メッセージセレクタ文はSQL文のWHERE句で使用されるクエリ文字列です。

例:Subscriberの作成時に、プロパティ名"NAME"のプロパティ値が"FUJITSU"のメッセージを受信するためのメッセージセレクタを設定する場合

String selector = "NAME = 'FUJITSU'";
topicsession.createSubscriber(topic, selector);

下へ21.2.10.1 メッセージセレクタ条件式

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